EPCOTIA ~2018年宇宙の旅~
現在のJ-POPシーンは非常に自由だ。
自由過ぎて、そこに身を置くというのは発信者側も受信者側も難しい。
音楽性も技術性も向上し、ジャンルもこの10年でかなり多岐に。どのジャンルを選んでも、聞いてくれる人がいる。しかし多様化したが故に受信者側のパイは必然的に減る。「やりたい事」ができる材料はあれど、「売らねばならない」という条件はもちろんある。細分化されたカテゴリーをなるべく多くまたぎ、カテゴリの壁をうまく中和し多くの層を取り込む。…うわあ何それめっちゃ面倒くさい。めっちゃ面倒くさいけど、それを毎回折り合いつけて良いもの作ってくれる推しは最高だな!!!
って話を書いてたんですけど、なんか論文みたいになって誰が読むのコレ状態になったので,もー気楽に感想書いていきまっす☆
プチリリで聴いてるけど、
こんな状態で視覚遮断して宇宙にTRIPしてるので歌詞はあいまい!
EPCOTIAは暗闇で聴くのが断然捗るよね~
あ、シゲクラのライナーノーツは読んでません!
☆まろまゆ的 EPCOTIAライナーノーツ
1:EPCOTIA SAFETY GUIDE-INTER-
2:EPCOTIA
機内放送を冷静に聞いてたはずなのに、いざ動き始めたらワクワクが止まらない。
事前に宇宙旅行の話は聞いてたり調べたりしていたけれど、目の前に広がる光景は一瞬で私の血を滾らせるのだ。
3:KINGDOM
私はとある大型の機械メーカーに勤めている。
私は事務方なので自分の手を動かしてものを作ることはないけれど、仕事を通して物を作る人々の手を、作られたものを見てきた。物をつくるというのは、作る前に創らなければならない。ものを創るって本当に大変で、ものを創るための道具を創るとこから始めなきゃいけないこともある。もーコレどうすんのよ本当にできるの?でもまぁやるしかないよねって笑いながら仕事を引き受けてくれる作り手の顔をなんとなく思い出す曲。たぶんEPCOTIAライナー建造にかかわる道のりを勝手に想像してるからだと思う。人工数とか、予算とか、工程表とか、人の確保とか、根回しとか、資材の調達とネゴとか…(職業病)
4:TWINKLE STAR
…と感動が落ち着いてしばらくたって耳に流れ込んできた機内音楽!OSHARE!!
頬杖ついて窓の外をアンニュイに眺めながら聴きたい一曲。サビのライド感さいこ~~~
5:ワープ中-INTER-
キャプテン・コーティかっこいい…!!
声優さんってすごいな~セーフティガイドのお姉さんとは別人だわ
6:LPS
乗務員さんにふわっと毛布を掛けてもらうような、安眠系ブランケットソング。
乗務員さんのラブピーススマイルは宇宙をつつむよぉ
7:恋する惑星
前列に座ってる、「付き合って半年記念☆」で記念日旅行する良いとこの私大生カップルが聴いてそうなやつ。リア充爆発しろ。あとこれアレだ、コヤテゴがステージでいちゃつくやつですよね、わかります。
8:JUMP AROUND
反対側の窓際に座ってる、ケプラーへの出張なんだろうなってジャケパンスタイルのサラリーマンが聴いてるやつ。客先との接待は一次会で切り上げてお客さん撒いて、自分はそのあとクラブとか行くタイプ。たぶんタカのダチ。
9:ドッキング-INTER-
DS10*1へのアクセスコードはNATOフォネティックコード*2だね!
C.コーティ『アルファ・タンゴ・ゼロ・ゼロ・ナイナー*3』=『AT009』
EPCOTIA 009便だから「ET009」かと予想したけど違うのね~(”E”は”エコー”)。
絶対意味あるよね、なんだろう、ずっと考えてるけどわからん。
10:AVALON
DS10でこの曲~~
NEWSが歌うまいのは知ってたけどこんな表現力まで持ってるなんてもうヤバロンでしょ…サウンドも浮遊感がすごい。DS10にドッキングして宇宙ステーションに入るまでの無重力状態とか、ステーション内の人工重力*4の独特のふわっと感とかが音だけですごい。
宇宙での桜ソング。抽象的な歌詞だからどんな解釈もできるよね。
宇宙と地球での男女の遠距離恋愛なのかな、とか。
EPCOTIAの時代ならきっとDS3あたりからルナリアン*5も生まれてるだろうから、バーチャルでしか感じたことのない桜をイメージしながらの曲なのかな、とか。
宇宙のどこかで起きてる戦争から逃げてAVALONを探す移民の歌なのかな、とか。
DS10よりもずっとずっと先の宇宙を行く探査船の乗組員の歌なのかな、とか。
妄想捗る~~~~~
11:IT'S YOU
好きすぎて語れない
浮遊感
12:異星人とのコンタクトについて-INTER-
シゲちぁのが機内放送というより、SFの語り部
慶ちゃんにすみやかにお知らせしたいから未確認飛行物体見つけたい
13:UFO
これは!みんな好きなやつだと思うしかなり構成も面白くっていろんな要素があって聴いていて楽しいね~~歌詞の意味的にUFOというかUMAでは?と一瞬思ったけどUMAは日本語で英語だとCryptidで語感悪いからUFOになったんかな~あと「愛を知って絶望しても ずっときみが欲しいんだよ」という歌詞が最高ですね~~~愛は絶望なんですね~~~
14:EROTICA
レゲトンは比較的若いジャンルで、アラサー世代はシャキーラの "Whenever, Wherever"とか、ジェニロペの”Ain't It Funny”とかが同じジャンルだよって言えばわかってもらえるかなーと思うんですけど、そのレゲトンが世界的ブームになってるこのタイミングでちゃんとレゲトンとしてのサウンドで入れてきたことにイエーイ乾杯!!サウントポジション的にはNEVERLANDでいうSilet Love的立ち位置になりますね。この曲にかぎらずなんですけど、今回は「え、シゲこんな歌い方もできるの…」っていうショックが何回も来てそろそろ脳幹やられそう。
15:BKACKHOLE
最高すぎる
最高ポイントはもうみんなわかってるだろうから割愛するね
バース構成といい歌割といい最高すぎる
みんなで思いっきりバウンスしようぜ!これは可愛らしくペンラ振ってちゃもったいない!!!
16:星に願いを
ちょっと待ってさっきまでナーナナナーナーしてたよね?!切り替え早っ!!!
なんかめっちゃピュアピュアなこと歌ってるけどそんな恋だったっけ?
まぁいいかNEWSくんはナーナナナーナーしててもピュアピュアなんだわきっと、うん。
17:イノセンス
ねぇねぇNEWSくん、さっきまでの恋を完全に過去のものにしたね?
「名前をつけて保存」したでしょ、今。
まぁいいや、それでこそNEWS、次の時空でまたワンチャン狙おうぜ!!
18:帰り道-INTER-
いい旅でした…次回乗るときもキャプテン・コーティの便がいいな
ツアー…始まるんだなぁ。
19:HAPPY ENDING
最初HAPPY WEDDINGと空目した。し、実際聴いて「あれ?私結婚式にきたっけ?」ってちょっとなった。ちょっとね。
あとこれツアーでは私たちどこ歌うのかな?去年のチュムチュムみたいにならないように、ここ歌ってね!ってところは歌詞カードに予め線を引いておいてほしい(お客様の声)
20:プラトニック
手越君は狂ってなんかいませんでした。通常営業です…
彼のソロのなかではこれが一番好きかもしれない
21:銀座ラプソディー
DIAMONDあんまり見てないからほぼ初めて聴くんだけど、サウンドが初期のラルクみたいで色々思い出した…風の行方とか夏の憂鬱とか……
22:氷温
クソッ!!去年があやめだったから油断してたがそうだコイツはおしゃクソアーバン野郎だったッ!!この曲ができる過程までおしゃクソでその上小説までまた書いてるだなんて設定盛りすぎだろそうだきっとコイツは二次元野郎に違いない。
23:Thunder
(´・ш・) 「Don't think!!」
(´-」-`) (∵)『Feel……』
☆おわりに
EPCOTIAというテーマからスペーシーなものに仕上がるとは思っていたけれど、ここまで浮遊感を感じられるものになるとは…☆Takuさんが制作に携わっていること、☆Takuさんの得意な音楽ジャンルであること、クラブミュージックでチルアウト系のサウンドがトレンドであること…いろんな要素の相乗効果で、NEWSというメジャーシーンで戦うグループとしては異様なほどすごい情報量のアルバムになったと思います。
歌唱面では歌割…というか、コヤテゴの歌での新たな役割の誕生と、シゲマスの表現力の爆発がNEVERLANDとの違いに思えた。シゲマスは声の相性が今回の曲調と本当に良かったのに加えて本人らの表現力がぐんと増したので耳障りがとてもよかった。コヤテゴは「あっこんな風に彼らの歌を使うのか!」という局面が多く、ハッとさせられることが多く聴いていて楽しかった。
EPCOTIAを聞いて、NEWSは本当に良いものを作るし、NEWSの作るものは楽しいな~!!と改めて感じた。
これからも、彼らが好きなものを好きなように創っていけますように。