マカロニ。

おたく魂をぐつぐつ煮込んで

私のことばが失踪中

最近ことばのアウトプットがぜんぜんできません。

良いお芝居も観たし、映画も観たし、日々感動する大切にしたいと思えることはたくさんある。でもいざそれを言葉にしようとするとちっともうまくいかない。ただの事象や私の気持ちっぽいものの羅列になって、ぜんぜんのど越しのいい文章にならない。

 

だからといって吐き出せなくて苦しい!というわけでもない。書かなくても生きていける。でもぼんやりとは書きたいなって思ってる。でももどかしいわけじゃない。

 

これは私がいま精神が安定して平穏に過ごしているからか、と考えてみたけどそれもそうでもない。相変わらず世界は理不尽だなと思うし、上手く行かないことのほうが多いし、好きな人たちが傷ついてるのを見て傷ついていたりもする。

 

じゃあなんでその思いを文章にぶつけられないのか。たぶん今の私は、上手くいかないことも、上手くいかない理由も、上手くいかない原因となる人も、私の好きな人を傷つける人たちも、ぜんぶ愛おしいと思えてるからだと思う。それは全ての人は救われるべき!とか、社会が悪いから!とかそんなんじゃなく、もっと根本的な「生きること」への慈しみで、いろいろなもの、人、立場、仕組みからある程度距離をとって眺めている感覚。かつ、なんとなくだけど今の自分に自信を持てている感覚。根拠のない自己肯定感が妙にあって、これは一体なんなのかはよくわからない。この社会にとって毒にも薬にもならないいまの私が次に衝動に突き動かされたとき、一体何に衝撃を受けて、どんなベクトルの感情が働いてそれを言葉にするのか注意深く観察したい。

 

この世の全ては伸びしろしかない。

しばらくはこのマインドで世界を慈しんでいたいと思う。