物置をめっちゃ整理した。いっぱい捨てたり売ったり。 そんな思い切った断捨離をした日にこれを書くのもあれだけど、今年買ってよかったものを書いていくぜ!! サンバリア100 Wpc Back Protect フィンガースーツ セラミエイド ロルバーンダイアリー(L) Masm…
まずはアルバムの話をしたい。STORYのとき壮大な4部作の締めくくり、幕引きと感じたけれど、NEWS EXPOはそこからさらに一歩踏み込んだ“供養”の作業ではないかと感じた。 私は2015年秋以降の彼らしか知らないが、その短期間ですら“ありえたであろう未来”はい…
最近ことばのアウトプットがぜんぜんできません。 良いお芝居も観たし、映画も観たし、日々感動する大切にしたいと思えることはたくさんある。でもいざそれを言葉にしようとするとちっともうまくいかない。ただの事象や私の気持ちっぽいものの羅列になって、…
不躾に開けられたカーテンから日の光が差し込む。仄暗さに慣れた眼の奥をその光はチクチクと焼く。太陽なんてどうだっていいんだよ。私はお前に、向き合ってほしいだけ。 交わらない視線、越えられない壁 雑感―美術や演出や類くん環ROY氏など 交わらない視線…
その日、私は口をあんぐり開けてこう喘いだ。 「シゲのまつ毛が、長い」 スタンド最前でトロッコの真下から自担を眺めた感想がこれである。メガネ越しでもわかるあまりのまつ毛の長さに、近くて嬉しいとか、こっちを向いて!とか、ファンサがほしいなどより…
2022/11/10 マチネ@中野HOPE BSニュース番組「44ミニッツ」に匿名の告発書類が届けられた。それは、あるテーマパークの安全性を脅かす極秘資料だった……。 「ある事実」に直面した登場人物たちの目線を通して描かれる群像劇。人は何に向き合い、何を選択し…
私は作品には人格があると思っている。演劇にしろ、音楽にしろ、映画にしろ、板の上に乗ったら、作品としてパッケージングされたら、それは作者のものでも俳優のものでも演奏家のものでも観客のものでもない、何者からも切り離された「作品」としての人格が…
帰りの満員電車で、よろけた拍子に後ろの人の足を踏んでしまった。 「ごめんなさい!すみませんでした」 「大丈夫ですよ、イテテ…」 からだとうらはらの言葉が返ってくる。更に謝ろうとしたけど彼女は電車を足早に降りてしまった。 電車から降りようとする白…
2022年5月21日と22日、調布市せんがわ劇場にて行われた「第12回 せんがわ劇場演劇コンクール」に一般審査員として参加しました。 とてもとても得るものの多かった魅力的な2日間と、それに至る道のりをここに記しておこうと思います。 コンクールに至るまで …
神に何を祈ろうか。 明日いい事がありますように。 ごはんを美味しくたべられますように。 美しい木漏れ日を浴びられますように。 あたたかい布団で眠れますように。 あなたが、幸せでありますように。 サラサ ナオ カスミ アオイ フレームの外を愛するため…
白く四方を囲まれたマイ・ハウス。 そこで繰り広げられる、生活という名のリフレイン。 www.area51map.net リフレイン ママ「頭をよぎっていたのは、自分のことばっかりだったんです。」 「気持ちに塗る薬は、気持ちしかない。」 美しかったもの 白い線と黒…
かながわ短編演劇アワード2022、2日目の演劇コンペ&公開審査会を観てきました。 グランプリのMWnoズ、観客賞のエリア51、おめでとうございます!!! また、かまどキッチン・じゃぷナー観という初めましてのカンパニーの作品を観れたこと、エンニュイさんを…
かながわ短編演劇アワード2022 演劇コンペ1日目を見てきました。 1日目の感想をザクザク書いていきます。 ※記載は上演順 ※団体名「タイトル」 かまどキッチン「あ、たたかい(の)日々」 エリア51「ハウス」 じゃぷナー観 Japnakan 「EN エン」 エンニュイ…
stage.parco.jp 2022/2/13 PARCO劇場にて。 私として、母として 子として、他人として、遺されるものとして 私として、母として 人生は選択の連続で、その選択で分岐した世界に進んでしまったら別の世界線に行くことは叶わない。いつだって悩んで、流れに身…
厚さ13cm。 サンシャイン水族館のメイン水槽:サンシャインラグーンが湛える240tもの水量を支えるアクリルガラスの厚み。目の前にたゆたう、触れることができそうな水生生物たち。しかし彼方と此方ははっきりと、13cmの隔たりがある。彼らのために…
加藤シゲアキは、ソロ4作でどう生きたか。 曲とライブでの演出で、彼の人生を紐解いてみたい。 あやめ ―無垢な救世主の誕生 氷温 ―理想の失敗、自己と他の分離 世界 ―自己との対話、そして、再生 Narrative ―シン化と真理 螺旋 あやめ ―無垢な救世主の誕生 …
結局、”圧倒的リアル”とは何だったのだろうか。 アルバムを聴いたときは、彼らの内臓を握らされた気がした。 待ちに待ったライブでは、成仏できた気がした。 でも”圧倒的リアル”とは何だったのか、なんとなくふわふわさせたまま日々を過ごしていた。 NEWS LI…
笑みとともに円陣、掛け声。 「お願いします」と舞台に一礼し歩を進める俳優たち。 ”神保”が扉を閉める。 『劇場』が切り取られる。 www.area51map.net *1 問い ”神保”が”喜劇”としたかったものとは 俯瞰=客席から”私”が見たもの 多層構造 ペルソナ ”多様性…
演劇人コンクール2021奨励賞受賞作品、エリア51:神保治暉 演出の「胎内」をYouTubeにて観ました。 www.youtube.com 概要 あらすじ ”そうするしかなかった”人たち 花岡金吾(演:長野 こうへい) 村子(演:土屋いくみ) 佐山富夫(演:原 雄次郎) 佐山とチ…
人は生まれて父母祖父母そのほかの「アバババババ~」を聴き聴覚を養い、「いないないばぁ!」で歌って踊るという概念を受け取り、「おかあさんといっしょ」で物語を知る。 その次に相見えるのは何か。 そう、ニチアサである。 ニチアサキッズタイム、つまり…
エリア51演劇公演、原案:アントン・チェーホフ、作・演出:神保治暉の「女ME」を配信で見ました。 www.area51map.net かもめは知ってた、知ってたのに見終わったあとものすごいクソデカ感情を食らってしまい、もう今日はずっと「女ME」のことばっかり考えて…
お題「NEWS LIVE TOUR 2020 “STORY“ ー私のSTORY、私とSTORYー」 旅をした。 最初は夢の国の旅。 エントランスのスモークの甘い香り、歯車の駆動音。 急く気持ちを悟ったかのように踊る妖精。 登場曲の間奏で私たちを「愛」と呼んでくれた。 石を投げられ続…
2020年、本当に色々*1ありました。 色々あるたび新しい音楽に出会えて、音楽に支えられて、一時期「不要不急」のレッテルを真っ先に貼られたエンタメ業界が全然「不要不急」なんかじゃないぞ!と痛感した年でもありました。 そんな、色々あった2020年、私に…
なんか秋にイベントを計画してくれているらしい。 楽しいイベントらしいので、楽しく過ごせるように秋まで色々やっていきたいと思う。 ①痩せる ②おいしいプロテインを探す ③いろんな音楽を聴く ④フェスの準備をする ⑤カレーのバリエーションを増やす ①痩せる…
EPCOTIAのオーラス、サプライズを受け子供のように泣いた彼を見てとても安堵した覚えがある。 あぁやっと私たちの前で泣けるようになったんだな、これで大丈夫だな、と。 でも実際はきっと本音の10%も私たちには出していなかったんだろうな。出したくても出…
新コロが話題だけでなく日々の楽しみ全てそして命までもかっさらってくなか、私のハートは新たな沼にさらわれていきました。この春二つ目の沼*1ですね、おめでとうございます。やっぱり弱ってるときにはエンターテインメントが一番効くなあ。エンタメは不要…
2020年3月10日、ブリリアンが解散した。 最近の雰囲気とかからなんとなく予想はしていた。元々芸人というのも芸能界に入る手段のひとつのようだったし。 だから解散の発表もそんなに驚きはしなかった。 解散したってコージとダイキは友達でいるだろうし、関…
お題「NEWSアルバム『STORY』レビュー」 私はSTORYが怖かった。 ①NEVERLANDから本格的に始まったコンセプト強めのファンタジー路線、アルバムが出るたびハマる世界観、それがこの「STORY」で最後になってしまうこと。 ②「圧倒的リアル」と打ち出され、ファン…
また新たな沼発見~。 たいてい新沼をつま先でチョンチョンするときって精神衛生状態が良くない時なので、仕事でもプライベートでも社会でも色んな事が起きてて弱ってる今、”なんだかすごく健全なもの”に惹かれるというのは必然。良質なエンタメで免疫力上げ…
しきさん主催のシゲフェスへ参加させていただきました。いつもありがとうございます! shigebookfes.hatenablog.jp 読書感想文を書くにあたり、短編集「傘をもたない蟻たちは」の『インターセプト』を改めて読み直しました。 初めて読んだときはその構成にヒョ…