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マカロニ。

おたく魂をぐつぐつ煮込んで

【6/11.12 QUARTETTO】初めてNEWSのコンサートに行った日

お題「初めて○○のコンサートに行った日」

 

率直な感想を書く。

◆6月11日 東京ドーム初日

この日、帰りの電車で私は猛烈にモヤモヤしていた。

席が一塁側1階スタンドの端でスピーカーに近くラウドネス効果ビンビン、その上機材の柱でメンステ・バクステ・メインモニタ・バックモニタが見事に見えないというスーパー笑える席だったのもあるが、モヤモヤの一番の原因は

「なんか思ってたのと違った」

という強烈な違和感だった。盤で見聞きしていたよりも弱いNEWSコール、テゴマスすら歌いにくそうな音響調整、良い意味では無いざわつきがおこりがちな客席、NEWSと観客がなんか噛み合っていないあの感覚。アンコールもサクッとやってあっさり引っ込んでしまった。ドームは初日だからゲネプロみたいなもんなのか?だとしてもこの公演しか来れない人もいるんだぞ?Whiteが良すぎたのか?盤はやはり編集の力が大きいのか?私が期待をしすぎたのか?

 

公演後、一緒に入った叔母*1と違和感を語りつつしばらく封じていたビールを*2を4杯煽るものの頭がこの違和感を解消しようとフル回転していて全然酔えない。叔母と別れ電車のなかで地方公演に入った先輩に感想をぶつけるも携帯の充電がなくなり一人悶々と考え続け、ふと明日のチケットを見たら明日の席も2階スタンドの今日とほぼ同じ位置である可能性が高いことに気づき、ひたすら途方にくれつつ小一時間電車に揺られていた。

 

◆6月12日 東京ドーム オーラス

これがオーラスか。

昨日とは何もかもが違った。熱をもったNEWSコール、メンバーの一挙手一投足に爆発する歓声。NEWS四人も抜群に昨日より表情やテンションが良い。音響も修正され特別歌いにくそうな様子もなかった。歯車がカチッと噛み合う感覚。演者とファンが一体となる感覚。そうだ、私はこれを見に来たんだ。

 

幸いなことに、この日の席は機材に邪魔されることもなく、全てのステージ、モニタを俯瞰で眺めることができる良席だった。2日目にしてやっと、やっと何が起きているか知ることができた。

 

まず第一に言いたいのは、衣装がどれも素晴らしかったという事。1着目のオペラの王族を思わせる煌びやかな衣装、2着目のトレンドを取り入れつつ、チュムチュムとKAGUYAという異なるコンセプトの曲に馴染むようにステージ衣装としてうまく落とし込んだスポーティカジュアル、最新技術で美しく魅せた、もはや衣装を超越し演出と呼ぶべき白服、デニムやフリンジ、バンダナというトレンドをふんだんに盛り込んだ衣装…*3しかも4人それぞれに似合う形に仕立ててくれた増田さんの手腕にただただ脱帽。早く装苑で特集してくれ。衣装展をやってくれ。CDショップに衣装展示☆とかじゃなく美術館でやるガチなやつ。

 

次に相変わらず美しく計算された照明や演出。これは2階席でよかった!俯瞰で見れてよかった!本当に美しかった!!色鮮やかな照明、無線で制御され「光の引き算」ができるようになったペンライト演出、ストーリーテラーにより灯される星の灯り、LIS'Nでビシバシ飛ぶレーザーやモニターの高度なエフェクト、愛のエレジーでの扇情的なムード、ENCOREの丸腰勝負とプロ根性。

数ある演出のなかで特に好きなのはやはりI・ZA・NA・I・ZU・KIの光る服と、NEWSKOOLの人文字演出、愛言葉でデロデロに溶けた会場をキッと引き締めるオルゴール巻~Theme of QUARTETTOの緩急。

 

air:manさんの振り付けも相変わらずよかった。愛のエレジー、wonder、シリウスは傑作だと思う。また星の王子さまやJr.のinterはコンテンポラリー色が強く*4、QUARTETTOの劇場感を作りだす中心的ファクター。ここの振り付け好きだなーと思いながらYoutubeのお気に入りを眺めていたら、KPPの「PONPONPON」やラルク「SEVENTH HEAVEN」、OK Go「I Want Let You Down」、「UNIQLOCK」が登録されてた。全部air:manさんです私この10年好みブレてません流石です(合掌) 。またJr.のinterになんか既視感あるなーと思ったら、次曲の四銃士をはじめQUARTETTO曲の振りが少しずつ組み込まれていましたね。

 

そして四銃士で生演奏をしてくださったマエストロ西本さんとイルミナートフィルの皆さん!凄まじい音の圧力を体で受けながら「私は今、ものすごい音楽体験をしている…!」と震えた。QUARTETTOで鳥肌がたったシーンのひとつ。来てくれて生演奏をしてくださった事もすごいけど、暗転中にささっと楽器や譜面台を運んで配置について演奏して、またささっと片付けてステージを降りて…という普段やらないであろうことをやってくれた事も感謝感謝。

 

他にもお腹がよじれるくらい笑ったMCや、規制退場アナウンスをNEWSコールでねじ伏せ実現したWアンコールやその時垣間見れた彼らの「仕事人」の表情など、なるほどさすがオーラス、という熱量の良い公演でした。

 

◆気になったこと

QUARTETTO、オーラスとても良かったのですが、気になる点、もっと良くなる点を書かせてほしい。

◇客層の広がり

 新規の私が言うのも何だが、きっと客層がぐっと広がったんだな、このドームが初めてのNEWSだという人がかなりいるな、と感じた。このあと24時間テレビを経てもっともっと新規が流れ込んできて、イチゲンさんトラブルというか、ファンの振る舞いでモヤっとすることが増える時期が来る。変なとこで叫んで自己アピールする輩やキンブレ持ち込んで目立とうとする輩や、新規ハイで要らぬサプライズを画策して失敗する輩とか。*5でもまぁそれはどのビッグアーティストも過渡期に味わう洗礼みたいなものだし、大多数がちゃんとマナーを守っていればじきに自然と収まります。ちょっとの辛抱。特にジャニオタ・NEWS担はあんだけ統率力あるんだから大丈夫大丈夫。

◇シングル曲とコンセプトのバランス

 Whiteに比べると、コンセプトがちょっと弱かったように思う。勿論「4人で奏でる」というテーマもあったしセットや演出で表現できていたけれど、色の強いシングル曲が多かったためどうしても纏まりにかけた点は否めない。ただ新規がぐっと増えたこのタイミングでシングル曲を多く入れるという判断は間違いではなかったし、実際新規初参戦の私はちょー楽しかった!恋のABOがあんなに踊って楽しい曲だとは思わなんだ。今回はシングルとQUARTETTOというテーマを保てるギリギリのラインに上手く着地させたな、という感じ。聴きたかったカップリング曲もたくさんあったけどあんまり悲観していないのは、少プレという救済番組を手に入れられたからだろうか。

◇モニターが少ない

 今まで行った他アーティストのライブでは、メインモニター、バックモニターのほかにも両サイドにモニターがあり、どの角度で見てもモニターが必ず目に入る公演ばかりだったため、モニターの少なさに驚いた。*6 2010年ごろからかな?業界全体でエフェクトをリアルタイム映像にかぶせるのが主流になってモニター演出が楽しくなって、かつ今回シゲがかなり良い映像演出を作ってくれたとのことだったけど、前後のモニターだけじゃそのせっかくの演出が拾いきれない。実際私もKAGUYAやNEWSKOOLはメンステにやや背を向ける形だったから映像をほとんど見れていない。とても勿体ないと思う。*7

◇ペンライト演出

 今回新しい演出の扉を開いたフリフラ。今回は「点灯/消灯」の2パターンだったが、フリフラ自体は色を変えたり消灯もパチっと消さずにフェードアウトさせられたり、エリアごとに制御を変えたり、アーティスト自身のペンライトで客席を操作したり、なんてこともできるので、今後もっと演出の幅が広がればいいなと思う。あと、ペンラのためだけにグッズ列ならぶのはしんどいので、会場内で売るとか、ペンラ専用販売列を作って欲しいなあ。そうそう、フリフラがあの値段で買えるって凄いことだからな!みんな感謝しろよ!!

※追記

よく見たらこれ、フリフラじゃなかったΣ(ノ∀`*)フリフラはソニー系列の商品、QUARTETTOペンラはまた別のとこが作ってた…これはもう1ランク下の無線制御ペンライトというとこでしょうか?だとすると消灯点灯の2パターンしか機能は持ってなさそうですね。だとしても光の引き算ができることになったのはとても大きい。これからもこの無線制御は継続的に取り入れてほしい!

今後フリフラの価格が下がって我々も手を出せるようになったら、また素敵な演出が増えるかな〜

◇演出が届いていない

 光る衣装といい、NEWSKOOLの人文字といい、素晴らしい演出なんだけど客席まで届いていない部分も多かった。光る衣装は2階席の肉眼派の人は模様までちゃんと見えてなかったと思うし、前回の記事の反響を見てるとNEWSKOOLの人文字映像に気付けていない人が多数いた。NEWSKOOL直後のあの説明だけじゃ演出を見ることに慣れていない人にはイマイチ伝わらない。モニタも少ないし。勿体ない。勿体ない…。

◇見切れ席を買った覚えはない

 ドーム初日、これ本当にFC先行でとったやつだっけ?ってくらい何も見えなかった…ジャニではよくあることなの?あれは他アーティストだと値段さげて機材開放席として売り出すとこじゃないのか??メインステージで何が行われてるのか、まったく判らなかったよ…せっかくの映像演出も見れなくて悲しかったよ…

 

◆QUARTETTOとは何だったのか

「美しい恋にするよ」が復活の儀、「10th Anniversary」が感謝の儀、「White」がアップデートと誓いの儀であるとするならば、「QUARTETTO」は『NEWSの名刺となる祭典』だなと感じた。今のNEWSが作る催しはこれですよ、いちエンターテイメントとしてこんなことができますよ、僕らはこんなファンタジーを提示します、という名刺。Wアンコを設定していなかったのも、新曲披露がなかったのも、なるべく内輪向けにならないフラットな公演をやりたかったからなのではないかと思う。Whiteは物凄い完成度があるけれど、QUARTETTOを体感した今見返してみると、もの凄い…なんていうんだろう…ほんと「デート♡」って感じのアツアツぶりがすごい。まさに「デートそのものをパッケージにした」のがWhite。これから新規(特にジャニオタでない一般層を含めた新規)を取り込んでいくためには、確かにこの熱量は入り込みにくい。*8「うちの彼氏ちょーカッコいいから、今度デートいっしょに行こうよ♡」って、NEWS担ならするっと入ってくる言葉だけど普通に考えたら頭オカシイもんね。そのぶん、QUARTETTOは「NEWSそのものをパッケージにした」公演だったなあと思う。新しいベクトル。どんな人も気持ち的に置いてけぼりにされる感覚があまりないというか。彼氏の仕事場に遊びに行って、真剣に仕事してる姿に惚れ直す感じというか。なんかまだうまく言えないけど、そんな感じ。

 

◆私はNEWSの公演をどう見たか

ここまで読んでもらって今更なことを言いますけど、全然エモい感想じゃなくてごめんね?メンバーについて触れてなくてごめんね!?ラルクうまれPerfume育ちな私は「公演をひとつのパッケージで見る」という人間なのだなぁということを改めてオーラスで痛感しました。勿論、公演中にシゲの「くっちづけを~」で断末魔をあげながら1回死んだし、慶ちゃんに「あなたを死ぬまで愛したい」って言われたときには 「はい、喜んで…私にもその十字架を背負わせてください…」って返事したし、「まっすーのペンライトがない!!」ってますだたたった(5さい)が言ったときは「エンッ!!」という謎の声を発してのけぞったし、テゴソロではテゴ担じゃないのに指を組んだ乙女ポーズでステージを見つめたし、C&RもMIXも声出しまくって踊りまくってちょーーーー楽しんでたんだけど、やはりどこか俯瞰で、会場全体の雰囲気や演出をしっかりとらえたい見逃したくない!という思いが強かったし、そう思わせてくれるほど作り込まれた公演だった。舞台装置もすごく良くて、フロートを「これ電源どうしてるんだろう…駆動装置は油圧か。制御はあの盤だけか?映像の取り回しはどうしてるんだろうってか電源ケーブルはもうちょっと束線したほうが…」と双眼鏡でガン見してた。そうやって装置を双眼鏡でガン見してるとふいにカッコ良いメンバーが視界に入って「うわッなんだ今のひとカッコいい!!そうだ私NEWSの公演見に来てたんだった!!」と白目剥いた。いちアーティストの公演を見てる気分だったので、不意打ちで彼らのアイドルパンチをガーン!と食らう度死んでました。何度も死んでまた生き返る、そんな魔法をかけられていたまろまゆです。

ドーム入る前は、「今まで遠い席で無くても楽しめたし、演出楽しみたいから双眼鏡は無くていいや~」なーんて思ってたけど、蓋をあけてみたらその演出をしっかり見たいがために叔母の双眼鏡をずっっっと独占して握りしめていました。こりゃーたまらん双眼鏡いるわ必要だわ!とお友達に勧められたアキュロンを先ほどポチりました。これで思う存分隅々まで見られる・・・!!!

 

 

◆さいごに

割とダメ出しを多く書いてしまいましたが、あんなに完成度が高いのにまだまだ伸びしろがあって、もっと素晴らしいライブになる余地があるという証拠。だと思ってください。すみません…。次のツアーも勿論行くよ!今度はもっとたくさん現場に入りたい!アーティスト・NEWSの作る公演をもっともっとたくさん見て最高の音楽体験をしたい!!来年も彼らに会えるように、一生懸命応援してくからね~!!


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*1:今回がジャニーズ初参戦だが他の畑で年で50以上の現場に入っている

*2:乳飲み子がいるもので

*3:QUARTETTO後、2016SSコレクションを頑張って勉強してきました

*4:Jr.は大変だったと思う。

*5:全てPerfumeで経験済み

*6:まぁモニターってバカ高いから、イルミナートフィルやバックネット、フロートに予算を割いたら仕方がないかとは思うけれど

*7:なので特典映像に入れてくださいお願いします…

*8:叔母にも見せたけど付いてこれてなかった