マカロニ。

おたく魂をぐつぐつ煮込んで

私の嗅覚をくすぐった彼らの覚悟、その行方とは

なんだかとんでもない瞬間に立ち会ってしまった気がする。

 

昨年秋、私は唐突にシゲの腕まくりでNEWS沼に落ちた

なぜあれが決定打になり沼落ちしたのかよく分かっていなかったけれど、「なんか面白そうな人がいる」と思ったのは間違いない。

周囲の人にNEWSにハマったと打ち明けたとき、大抵「渋いね~」「ジャンプじゃないんだ?なんで今更NEWS?」なんて反応が多くて、元NEWS担の友人にすら「まじかwwNEWS露出少ないから追いやすいよww」なんて草生やされる始末。それでも全然不快にならなかったのは、4人の自己プロデュース能力の高さと平等なパワーバランス、戦略の見えるリリース、そして誰よりアイドルたろうとする覚悟という、ポテンシャルの高さに惚れ込んでいたから。時間はかかるだろうけれど、確実に彼らは世間をぎゃふんと言わせる存在になる。そう確信していた。

 

ところがどっこい。時間なんてかからなかった。私は彼らを甘く見過ぎていた。

 

四銃士のリリースから間をあけずにヒカリノシズク / Touchのリリース、傘蟻のドラマ化、年末年始の特番、連日のワイドショー出演、アルバム発売に全国ツアー、レギュラー・冠番組、24時間テレビメインパーソナリティ…こんなに濃い数か月になるなんて、先秋の私は予想だにしていなかった。きっとあのMステウルトラフェスで、にじみ出る彼らの覚悟に私の嗅覚がくすぐられたのだろう。この人たちは後に面白い事を起こすに違いない、そんな無意識の直感で迷わず沼に飛び込んだ自分を褒めてあげたい。

きっとツアーと冠番組と24時間テレビを経て、彼らは今より何倍も大きな存在に膨らむだろう。きっと簡単にはライブチケットも当たらなくなるかもしれない。少し遠くの存在になってしまうかもしれない。そのことに不安が無いと言ったらそれは嘘になるけれど、きっと大丈夫だ。彼らは変わらず重い愛をぶつけてくるだろうし、彼らに投げ返される愛も増える。その愛を原動力に、NEWSはファンを乗せて新たな高みを目指していける大きな船になっていくのだと思う。

 

昨年、あのタイミングでNEWSを好きになれて良かった。彼らの造る世界を、これからもこの目でしっかりと見届けてゆきたい。