マカロニ。

おたく魂をぐつぐつ煮込んで

それでいいのか ザ少年倶楽部プレミアム

昨日放送のザ少年倶楽部プレミアムについて皆さんが良かったところをたくさん褒めてるなか、かなり辛口な記事を書きます。

というのも。この雰囲気、知ってる。2008~2009年に感じていたあの雰囲気。

Perfumeポリリズムでブレイクした後、満を持して持ったレギュラー番組がHAPPY!→気になる子ちゃん→シャンデリアハウスと改変を重ねた末に打ち切りになってしまったあのときの雰囲気。すっごい可愛かったの。レギュラー番組を持ててあーカワイイ3人ともカワイイTVで毎週見れるなんて幸せ幸せ!って身内でキャイキャイしていたら、さっっぱり一般層には受けず視聴率もとれず、改変を重ねるも状況は悪化、1年3か月でレギュラー枠が消滅。おかしいな?ライヴのMCだってラジオだって面白いしTVでもすっごいカワイイのになんで?あれれ打ち切り??まぁ…そうかだって…番組として面白くはなかったもんなぁ。。

なんかその時の雰囲気というか、番組を見てるときのモヤモヤ感がデジャヴした、ザ少年倶楽部プレミアム。慶ちゃんのテレビサイズな餃子の食べ方や、黙々と餃子を作るまっすーの手、おうち感覚で「…うまい」って言っちゃうテゴ、スパソニでカッコよさ爆発してたシゲ、クラブミュージックのアレンジもとても良かった。ファンとしてはそりゃもうカワイイの宝庫。NHKには足を向けて寝れない。でも!でもだ!番組としては面白くないぞ!これじゃ他G担や一般層はぜっっっったい見てくれないぞ!!こんなもんじゃないだろ?NEWSとNHKの実力はこんなもんじゃないだろ?!もっと良いもの作れるはずでしょ?!1年だけMCやってハイサヨナラ!は嫌だぞ!!!

 

 

以下、初回/二回目を見て、モヤっとしたポイントを挙げていきます。

 

①テンポの悪さ

トレダカの間延び感は何とかならんのか…!

二回目は餃子のおかげで半分料理番組として楽しめたけれど*1、初回の犬写真は1.3倍速で見てても苦しいメリハリの無さ。オチの勝敗判定では盛り上がりもなく、え?終わり??と肩透かし。企画自体は悪くないから、対決内容と編集をもうちょっと頑張ってほしい。

 

②ジャニーズジャッジが良くない

なんか良くない。

二回目はダイノジ大谷さんのおかげで美しい企画として仕上がっていたけれど、もともとの企画は「断罪」しかもゲストを断罪。せっかく来てくれたゲストに対して「有罪!」ってどうなの?もちろん本気でdisってるわけじゃないのは解っているけれど、それでも有罪だの~罪だのネガティブな単語がバンバン出てくるのは見ていて気持ちの良いものではない。我々はMC側であるNEWSのファンだからあまり気にならないかもしれないけど、ゲストG担にはどう見えるのだろう。また先輩Gが来ても「有罪!」と叫ぶのか?

また芸人さんが入ることでトークが散らかってしまうのも問題。せっかくの話題が深堀できず、上っ面をなめただけで次の話題へ移ってしまうのはいかがなものか。前回のJUMP回ももっと色々な話をしてたのがTV誌に出ていて期待していたのに、これもえ、もう終わり?と消化不良。コヤシゲが回す力を充分に持っているのだから、無理に芸人さんを投入する必要はないように思う。

 

③強烈な内輪感

トレダカしかり、ジャッジしかり、とてつもない内輪感。これじゃ絶対一般層は見ないよ…まぁ少プレ自体ジャニオタしか見ない番組だと言われてしまえばそうだけど、せっかく掴んだチャンスは活かしたいじゃない。一般層は難しいとしても、せめて他G担に見てほしいじゃない。今のままだとNEWS担とゲストG担しか見ないぞ。

 

④プレミアムショウの詰めの甘さ

どこが、と言われると上手くまだ言葉にできないけれど、なんか漂う惜しい感じ。初回二回目ともに楽曲アレンジはものすっごく素晴らしいんだけど、NEWSのパフォーマンスが今一つあれ?となる箇所がちらほら。たぶんリハの回数があまりとれてないんだろうなというような振りの甘さ、妙に踊りづらそうに近い立ち位置。そして初回二回目ともに動きづらそうなまっすー。元々相対音感が飛びぬけて良いわけではない彼はイヤモニを抑える癖があるけれど、プレミアムショウではそれが顕著で踊れてない部分すらある。不調の原因が機材や音響側にあるのか、まっすー自身にあるのかはわからないけれど、改善できるならしてほしい…というかしなきゃいけないところだと思う。イヤモニがよろしくないのか?テゴも自分の音感だよりで歌ってるふしがあるし…と個人的には思ったけど、コヤシゲがそんなに悪目立ちする箇所がないから違うのかなあ。ファンとしてはあたふたする姿カワイイ!になるポイントでもあるけれど、一般層はそう捉えない。MステTouchの時も思ったけど、テッペンとるぞ!って言うのならこういうときに完璧とは言えなくとも、ミスの目立たないパフォーマンスができなければ駄目だ。

 

 

あーだこーだ書きましたが、好きなんだよ少プレ!感謝してるんだよ少プレ!でももっともっと良くなる余地が、伸びしろいーーっぱいあるんだよ!1か月に1回、すなわち1年で12回しかないからのんびり改善されることに期待☆なんて言ってられないよ!だから結構辛口で書いちゃったけど愛のしるしだから!頼むよ!頼むよザ少年倶楽部プレミアム!!今のところ番組としては完全ガイドが一番面白かったぞ!!!

*1:でも出てきたレシピは実は他番組で既出のものでちょっと今更感

NEWS "WHITE" LIVE DVDを見て、思う事。

askで頂いたこの質問を見て美恋と幸福コンを見直して、やっとちょっと「WHITE」について文字にできそうな気がしてきたのでメモ代わりに思うまま書いていこうと思います。
 
 
「これからお前はこれしか見ちゃだめだってのを一枚選べ!」
そう言われたら、迷わず「WHITE」を選択する。
それ以前のライブDVDも勿論大好きです。
一度死んで魔法によりまた生き返ったものの、また死んだので今度は自力で墓から這い出すしかなかった「美恋コン」、NEWSとしてのポテンシャルを試すため、最小限のステージセットで裸一貫丸腰で挑んだ「幸福コン」・・・どちらも好き。NEWS沼に落ちかけで初めてのDVDはどちらを買うべきか悩んでいたとき、ネットでは美恋を買うべき!という意見が多数だったものの、「これからのNEWSにきっと物語性はそんなに重要じゃなくなるはず、ならば彼らのポテンシャルが測れるライブが見たいし、復活物語抜きで好きになれなかったらたぶん今後推せない」と考え幸福コンを選択。特殊効果やセットに頼らず自らの力で見せきったNEWSの姿*1を見て、本格的に沼の住人に。幸福コンはそんな思い入れもあって大好きだし、幸福コンを見たときの衝撃と確信を上回るものはそうそう出てこないだろうと思っていた。
 
が。
 
「WHITE」は軽々それを超えてきた。別次元。ライブが無かった2014年、彼らは精神と時の部屋で修業をしてたのか?!って位、凄まじいジャンプアップをしていた。まず顔つきが違う。幸福コンと美恋コンを見比べてた時も「自信がついたんだなぁ」と思ったけどその比じゃない。箔がついたというか、オーラの色が濃くなったというか…彼らの努力で環境が整ったことで、持っていた本当のポテンシャルを出せるようになった。幸福コンで見たポテンシャルは原石も原石だったことを思い知る。
また演出にair:manさんがついたこともきっと大きい。演劇の演出経験がある杉谷さんをはじめ、ミュージカルに明るい方やユニバで武者修行をしていた方など様々な土壌から習得したノウハウを持つメンバー揃いなことに加え、かなり振れ幅のある楽曲たちをコレオグラファーという立ち位置から俯瞰で見ることにより、丁寧に「WHITE」というひとつの物語に紡ぐことができた。そしてそんなair:manさんをチャンカパーナ以降継続的に指名してきたのもNEWSの意向だろうし、カンヌ受賞歴もある人気引っ張りだこのair:manさんを捕まえておける力を持てるようになったこともすごい。アイドルとして、エンターテイナーとして、表現者として、NEWSがさらに好きになったし、これから彼らがどんなものを造りだすのか、その行く末を見届けたいと心から思った。まだまだ開いていない扉が彼らのなかには沢山ある。
 
表現者としてPerfumeも大好きなんだけど、彼女らとはちょっとベクトルが違うように思う。語弊を恐れずに言えば、Perfumeは「託されるプロ」であると思う。彼女らは「こんなことをしたい、こういう曲が欲しい」という原案は出すものの、曲も詞も書かない。振り付けはMIKIKO先生だし、MVもほぼ監督のもってくるものを撮る。彼女ら自身も「ディスコディスコ言ってるだけ」と自虐的な発言をしていたりもする。でもあの3人には託すに値する表現者としての実力がある。Perfumeは最新テクノロジーを使った演出が話題になることが多いけれど、そのテクノロジーも結局は彼女らのダンスの正確さ、ダンススキルに頼るところがかなり大きい。Perfumeのテクノロジー部長である真鍋さんはPerfumeを磁石に例えた。彼女らのひたむきな姿勢、プロであることに技術者や数多のアーティストが引き寄せられ相乗効果を生み出し、「Perfume」を作り上げている、と。Perfumeは最強のマネキンなのだ。
それに対し、NEWSは「具現化のプロ」だ。彼らの宇宙には表現したいものがかなり渦巻いている。その表現したいものに対しての拘りが強いのはご覧の通りだけども、拘りがあるだけではショウビジネスとしては成り立たない。彼らはその拘りをNEWSとして表現するため、それを最適な言葉に変換し周囲に伝え、適格に必要なツールを調達する事に長けているグループであると思う。相当な野心とリサーチがなければ、自分に一番合う道具は選べない。その道具選びがとても上手い。NEWSの作品はすっごい頭を使う。頭使わなくても楽しめるけど、頭使うともっと楽しい。
 
なんか何が言いたいかわかんなくなってきちゃった。まあいいや。とにかく私はNEWSの作るものが好きだ。これからも彼らが何を生み出していくのかをしかとこの目で見ていきたいと思う。

*1:どこかで「セットが貧弱でお金がないのかと思った」という評価を見て、いや彼らの意図が見えてないのかよ、っていうかコレでセットが貧弱とかジャニーズどんだけー!ゴスペラーズを一回見てこいやコノヤロウとか色々うわー!ってなった

そうだ、ハガキ書こう ~100のメールより1のハガキ~

突然ですが、私はフリック入力が苦手です。

フリック入力に限らず、携帯での文字入力がとにかくとにかく苦手です。

なので深夜に番組をリアタイしていざ感想をメールしようにも、興奮疲れも相まって「明日でいっか…」と後回しになり、大抵送らず終わっちゃう。

 

それは良くない。とても良くない。

 

スタッフさんは良い番組を作り、NEWSも爪痕を残しているというのに、ファンである私がそれに甘えててどうする。ちゃんとファンはファンなりに爪痕を残して良いものは良いと叫ぶべきではないか?でもメールは苦手だ。さてどうする?

 

…と悩んでるときに見つけたポストカードセット。

メールが苦手ならハガキでやってみるか、余ったらインテリアにもなるし~、と軽い気持ちで買ったのですが、これが書いてみたらとても楽しかった!!

 

①思いを書き殴れる!

文字通り、書き殴れる!番組を見たそのままのテンションで、良かったことをハガキに書く!勢いでちょっと気になる改善点まで書いちゃう!そして翌朝出がけにポストにスコーン!!

私にとっては、布団かぶって小さい画面にポチポチしながら寝落ちして、翌日にはテンションが戻らず送らず終い…なんてことにならず、番組を見る→ハガキを書くまでがうまいことルーティーンになって、今のとこ皆勤賞!漏れなし!自分の声を製作陣へ届けるというノルマは達成できています。

 

②印象に残る!

「100のメールより1のハガキ」なんて言葉もありますが、メールが主流の今、ハガキや手紙で感想がきたらやっぱり印象に残りやすいと思うのです。

実際、「NEWSな2人」公式アカウントも、このような反応を示しています。

 響いてる響いてる!

また「変ラボ」も「NEWSな2人」も深夜ゆえにリアタイやTwitterでバズれず、視聴率に貢献できない日も出てきてしまいがち*1ですが、その分ハガキの印象で挽回できないかな?とも考えています。

 

③気軽に書ける!

これは番組への感想ではなくファンレターの話なんですけれど。

ファンレター出すのって、結構勇気が要りませんか?便箋を埋めなきゃ!とか、あれもこれも書かなきゃ!とか、はじめとおわりの言葉はどうすれば?!とか色々考えてしまって今まで書いてなかったのですが、ハガキだとその時ふと思ったことをつぶやき感覚で書いて送れるので、だいぶファンレターのハードルが下がりました。

f:id:maromayubanana:20160427235018j:image

これは先日の野球大会の様子を伝えるWSを見て増田さんに出したもの。字が汚くてスマンね…。

WSの非常に短い映像ごときでファンレター送るか?!って思うかもしれないですが、感動したことに間違いはないし、それをどうしても伝えたかった。便箋だとかしこまってしまうけど、ハガキならハードルが下がって書きやすい。NEWSが24時間テレビのメインパーソナリティに決まったときも、「嬉しい!頑張ってね!でも過労で倒れないでねいのちだいじに!」という素直な気持ちを送りました。

それにこうやって小出しにこまめにファンレターだせば、総合的にNEWSに届くファンレター数も増える!「お、なんか最近NEWSファンレター増えたな」って事務所への印象付けもできて一石二鳥!!

 

ハガキって、ハガキ代も切手代もかかるし、ハガキを探す手間もかかるっちゃかかるんですけど、それ以上に私にとってはメリットがあったので、これからもこのスタイルで続けていこうかなと思っています。もしいいかも~と思っていただけたら、是非試してみてください!自分の好きな絵ハガキや切手シート探すのも楽しいですよ~

 

 

◆送り先まとめ

送る頻度の高いところをまとめました。

 

◆ジャニーズファミリークラブ

(ファンレター)

〒150-8550

東京都渋谷区渋谷1-10-10 ミヤマスタワーB1F

ジャニーズファミリークラブ内 NEWS 小山慶一郎/加藤シゲアキ/増田貴久/手越祐也

 

◆日テレ

(変ラボ、イッテQ、every.、チカラウタ、24時間テレビなど)

〒105-7444

東京都港区東新橋一丁目6-1

日本テレビ 視聴者センター部 「番組名」係

 

◆TBS

(ビビット、NEWSな2人など)

〒107-8066

東京都港区赤坂5-3-6

TBS「番組名」係

 

◆フジテレビ*2

(タイプライターズなど)

〒119-0188

フジテレビ「番組名」係

 

NHK

ザ少年倶楽部プレミアムなど)

 〒150-8001

NHK放送センター 「番組名」係

 

テレ朝、テレ東は見つけきれなかった・・・

 

 

 

◇おまけ

私が使っているマリメッコのポストカードセット。

安いですがおそらく輸入物なので、パッケージに破損が…でもマステでなんとかなるレベルの破損だし、中身は問題ないし何より超カワイイ。50デザイン×2セット計100枚、一枚あたり約22円とお得!


f:id:maromayubanana:20160427235148j:imagef:id:maromayubanana:20160427235138j:image

Amazon.co.jp: Marimekko: 100 Postcards: Marimekko: 洋書

 

これは82円切手ですが、星座シリーズは綺麗でお気に入り。右上の星も切手です。 f:id:maromayubanana:20160427235203j:image

 

6月17日には和の文様シリーズ(52円)が出ます!カワイイ!!

f:id:maromayubanana:20160427233958j:plain

 

※5/10追記

twitterにて、「#NEWSハガキ部」タグを作りました!

よかったら、是非。

*1:実際変ラボは2週目で視聴率が落ちた

*2:メールアドレス流出疑惑もあるので、ハガキがおすすめ

四銃士の意図にいまさら気づいた


(せっかくなのでお題お借りします)

たまたま今日再放送をしていたEテレのららら♪クラシック、テーマが「ラフマニノフパガニーニの主題による狂詩曲』」だったので四銃士じゃーん(・∀・)と軽い気持ちで見ました。
解説が進むにつれて、ぞわぞわと鳥肌。
NEWSが歌う四銃士。「四銃士」というタイトルの意味。
それに今更ながら気づきました。

クラシックとNEWS!かっこいい!
DVDシングル!美しい!
うっひょーシゲさん水飲んでるだけでカッコイー!!( º∀º )
で思考停止していた自分が恥ずかしくなった…とてもしっかり作られている曲だったのに気づけなかったなんて私のバカ!

今回はそんな思慮の浅い自分への戒めを込めて、四銃士のテーマについてまとめます。
内容的には気づいてる方が多数だと思いますがお付き合い下さいm(__)m

****

f:id:maromayubanana:20160414163859j:image
NEWS×クラシック、と鳴り物入りで打ち出された『四銃士』。
ははーそんな攻め方をするか!
でもSatomiさん*1は何故こんな突拍子もないというか、若干厨二めいた歌詞をのせたんだろう?
クラシック=ヨーロッパ=四銃士ってこと?
と、いまひとつ腑に落ちてなかったのですが…


四銃士ラフマニノフパガニーニの主題による狂詩曲』第18変奏をモチーフにしており、ラフマニノフ「超絶技巧を得るためパガニーニは悪魔に魂を売った」という伝説をこの曲で再現、四銃士でも印象的に使われる「タッタタラリラ〜♪」というメロディをパガニーニにみたてています。

f:id:maromayubanana:20160414150350j:image
その「タッタタラリラ」を反転させたのが18変奏のメロディ=サビ、すごい!と発売時は盛り上がりましたね。


しかしもうひとつ、とても大切なモチーフがありました。
四銃士ド頭から使われている、聖歌『怒りの日 』冒頭のメロディです。

f:id:maromayubanana:20160414150338j:image
この『怒りの日』のメロディは死や悪魔の象徴としてクラシックではよく引用され、『パガニーニの主題による狂詩曲』でも悪魔の象徴として随所に登場。

以上を踏まえて、『怒りの日』のメロディを悪魔として、タッタタラリラ♪をパガニーニたん…とすると後々面倒なので「子猫ちゃん」としてwあらためて『四銃士』を聴いてみましょう。

いきなり悪魔登場。壮大だなー!と感心してたメロディがまさか悪魔だったとは。悪魔に感心してたなんて。
そしてその悪魔から逃げ惑うかのように畳み掛ける主題=子猫ちゃん。あぁ捕まっちゃう!どうしよう!誰か…!


「「「「そう我らは四銃士」」」」


キ、キタ━(゚∀゚)━!!!!
ここでNEWSが四銃士として曲に登場!


そう、四銃士であることにはちゃんと意味があった。NEWSがクラシックの世界へ入り込むための重要な主題、NEWSのとても大事なアイデンティティでした。悪魔と、それに襲われる弱き者の物語に入り込むには四銃士である必要があったし、四銃士というアイデンティティを与えられたことで、曲の中に居場所、存在意義を持つことができた…!
クラシック=ヨーロッパ=四銃士なんて安直な理由じゃなかった。大事なことなのに今更気づいてごめんなさい(´;ω;`)


そうやって聴いていくと、Aメロ〜サビはさながら長尺の登場シーンのようだし、間奏は悪魔と四銃士の戦いそのもの!ガンガン悪魔を追い詰める!!

また、

f:id:maromayubanana:20160416011601j:image
「もしも君の心が 闇に染まるなら」
=悪魔に取り込まれそうになるパガニーニ
歌詞にもパガニーニの伝説が!サラリと埋め込まれていました!!

f:id:maromayubanana:20160416011615j:image
「僕が光 灯すから」
=それを救う四銃士、NEWS
悪魔に取り込まれそうなところに光を灯し守り抜くと誓う四銃士NEWS…惚れてまうやろ…!

激しい戦い(間奏)を抜けたあとの大サビのオケなんて完全に仔猫ちゃん目線だよね!
四人がキラッキラしてる!悪魔から助けてくれた王子様!ステキ!スキ♡♡って仔猫ちゃんのトキメキがだだ漏れです。


ところが!大サビが明けたら再び高らかに鳴り響く悪魔のメロディ。ヤバいよ最終形態残ってた!



しかし!



ダラララダンッ!

f:id:maromayubanana:20160414153802j:image

一撃で勝利!
NEWSくん強い!ステキ!好き♡♡♡♡

原曲では悪魔に勝ったのか、それとも戦いに敗れてしまったのか、解釈を聴き手に委ねて終わりますが、四銃士においては圧倒的な勝利です。


****

スゴイナー、壮大ダナー、皆カッコイイナー!なんてぼんやり聴いてましたが、楽曲もNEWSも主題をしっかり持って作られていた曲でした。今の今まで気づけなかったことに反省…Eテレありがとう…!東京ドーム前に気づけてよかったよー( ºωº; )


クラシックは音楽の授業以来触れてきませんできたが、こうやって背景やモチーフを勉強してから聴くと凄く面白い!これを機に、クラシックをはじめ手広く音楽を勉強しなくちゃなぁ。

*1:「Mildも地球の裏側じゃ Wildになるよ」の方

私の嗅覚をくすぐった彼らの覚悟、その行方とは

なんだかとんでもない瞬間に立ち会ってしまった気がする。

 

昨年秋、私は唐突にシゲの腕まくりでNEWS沼に落ちた

なぜあれが決定打になり沼落ちしたのかよく分かっていなかったけれど、「なんか面白そうな人がいる」と思ったのは間違いない。

周囲の人にNEWSにハマったと打ち明けたとき、大抵「渋いね~」「ジャンプじゃないんだ?なんで今更NEWS?」なんて反応が多くて、元NEWS担の友人にすら「まじかwwNEWS露出少ないから追いやすいよww」なんて草生やされる始末。それでも全然不快にならなかったのは、4人の自己プロデュース能力の高さと平等なパワーバランス、戦略の見えるリリース、そして誰よりアイドルたろうとする覚悟という、ポテンシャルの高さに惚れ込んでいたから。時間はかかるだろうけれど、確実に彼らは世間をぎゃふんと言わせる存在になる。そう確信していた。

 

ところがどっこい。時間なんてかからなかった。私は彼らを甘く見過ぎていた。

 

四銃士のリリースから間をあけずにヒカリノシズク / Touchのリリース、傘蟻のドラマ化、年末年始の特番、連日のワイドショー出演、アルバム発売に全国ツアー、レギュラー・冠番組、24時間テレビメインパーソナリティ…こんなに濃い数か月になるなんて、先秋の私は予想だにしていなかった。きっとあのMステウルトラフェスで、にじみ出る彼らの覚悟に私の嗅覚がくすぐられたのだろう。この人たちは後に面白い事を起こすに違いない、そんな無意識の直感で迷わず沼に飛び込んだ自分を褒めてあげたい。

きっとツアーと冠番組と24時間テレビを経て、彼らは今より何倍も大きな存在に膨らむだろう。きっと簡単にはライブチケットも当たらなくなるかもしれない。少し遠くの存在になってしまうかもしれない。そのことに不安が無いと言ったらそれは嘘になるけれど、きっと大丈夫だ。彼らは変わらず重い愛をぶつけてくるだろうし、彼らに投げ返される愛も増える。その愛を原動力に、NEWSはファンを乗せて新たな高みを目指していける大きな船になっていくのだと思う。

 

昨年、あのタイミングでNEWSを好きになれて良かった。彼らの造る世界を、これからもこの目でしっかりと見届けてゆきたい。

コンサートに関わるお仕事 ~グッズ売り子の一日編~

気付けば3月も半ば、NEWS QUARTETTOツアー初日も目前!!そして公式にグッズの詳細が出ていましたね。

f:id:maromayubanana:20160318142012p:plain

頑張って安く抑えてくれた感がにじみ出る価格設定ですね。もっと高いかと思っていました。特にオールゴールとパーカー。他アーティストだと5000円オーバーで出してるイメージだったので…。さてこの中のどれがまっすーの言う「伝説のグッズ」なんだろ?値段をみてますますわかんなくなった。

 

・・・ということで、満を持して売り子のお仕事記事公開です!

物販の列に並ぶとき、あぁ売り子さんはこんな仕事してるんだなぁ…とこの記事を思い出して彼女らを労って頂けたら幸いです。

 

 

***

 

学生時代、結構色んなバイトしてきた中の一つがコンサートに関わるお仕事。今回はグッズ売り場の売り子のお仕事を紹介します。

 

※以下は日本のとある地方での、ホール・アリーナ公演が中心のお話です。おそらく地方ごとの違い、首都圏公演との違いは多々あると思いますので、ふんわり軽くやわらかな気持ちで読んで頂ければと思います。

 

◎きっかけ

当時私はラルクを追っかけて全国行脚するバンギャで、「追加公演行きたいけどバイト代振込までまだ日数がある無理ぽ…」と嘆いていたところ、「即日即金手渡しの良い仕事ありまっせ」(こうやって文字で書くと超あやしい)と大学&バンギャの先輩に紹介されたのがきっかけでした。紹介以外にもいくつかこの世界に入る方法はあるので、後のQ&Aで解説します。

 

◎基本装備

◆必須アイテム

・電卓(画面、ボタンともに大きいもの。)

・カッター(太いもの。段ボールをバラす作業等があるため)

・油性マジック(太いもの細いものどちらもあると便利)

ほかにリストバンド(タオルで汗を拭く暇も惜しい)、小さなメモとボールペン(後述する検品時にあると便利)、ガムテープ(共用のがあるけど自分でも一つ持ってると楽)、上記アイテムを入れる斜めがけorウエストポーチ(美容師さんやメイクさんが持ってるようなもの)があると便利です。

◆服装

ボトムは必ず長い丈!紙やカッターでのケガ防止のため、スカートや短い丈は厳禁。ポケットが多いと便利です。トップスは販促でツアーTシャツを着ることが多いので、着替えやすい恰好で。更衣室なんて無いのでタンクトップ+Tシャツ/ジャケットパーカー*1のような恰好がベター。足元はもちろんスニーカーかワークブーツ。かなり体を動かして汗をかくし、汚れる作業も多いのでおしゃれはしない方が無難です。

 

◎仕事の流れ

※『キャパ2400人程度の地方ホール、17時開場・18時開演』を想定した一日の流れです。

 

▽12:00 

物販ブース前に集合。

点呼をとってスタッフパスを受け取り*2物販ブースへ。このときのメンツを見て、物販の社員さん*3から物販チーフを務める人が指名されます。定期的に現場に入って顔を覚えてもらえれば4回目くらいでもう中堅扱いとされ*4、チーフを務めることが多くなってきます。

 

▽12:10

社員さんから今回売るグッズの説明を受けます。

グッズの種類、サイズ、パンフレットの内容*5などに加え、各グッズの売れ行き、在庫状況、多く売ってほしいグッズや逆に在庫を温存しておきたいグッズなど、かなり指示は細かい。また、このときにメンバーの愛称やメンバーカラーも説明されます。ジャニーズをはじめアイドルは名前からかなり飛躍した愛称がある上、名前ではなく愛称やメンバーカラーで注文するお客さんがとても多いので、ここでボンヤリしてると痛い目に合います。*6

 

▽12:20

悪魔の検品タイム( ゚Д゚;)

検品がいっっっちばん嫌いな作業でした…。グッズの在庫数が合ってるかを確認する作業なのですが、ウン百~ウン千個もあるグッズを手作業で数えながら、グッズ展開を頭に叩きこんでいきます。気の遠くなる作業…小さいものは細かくてバラけて数えにくいし、タオルや大きいものは場所をとって数えにくいし、段ボール未開封のものは開封せず箱単位で数えればいいけれど、とんでもないところに箱が隠れているというトラップがあったり、細かいグッズがあちこちのダンボールに混載されてて全然数が合わなかったり。(この時間は大抵、「なんでこんな梱包してんだよ!!」と前公演の売り子への悪態をつきながら段ボールをバラしている。)しかも精度を上げるため「二度検」という、一つのグッズを2人別々に数えていくスタイル(例:ストラップをAさんBさんそれぞれ1回ずつ数え、Aさんの申告数、Bさんの申告数が合っていればOK)をとる*7ので、まーーーぁ面倒くさい!

これ数えた?まだなら数えるか…え、数えてある?じゃあこれやるか…いやダメだストラップはさっき自分で数えたわ…

みたいなぶつくさアタフタを繰り返します。ほんと苦手だった、検品…。

 

▽13:30

売り場セッティング。

長机を横に並べ、机上にグッズ一覧表と小物のサンプルを貼り、パンフレットを積む。売り子の間に設置したパイプ椅子の上に、段ボールで組んである釣銭箱、ストラップや缶バッヂなどの小さいグッズを仕分けて入れた小物箱、タオルやTシャツをサイズ順に詰めたTシャツ箱を設置。その後方には段ボールに入れたままの各グッズの在庫をスタンバイ。

売り場の他にもサンプル用のTシャツをハンガーにかけたり、集まっているお客さんへグッズ販売開始時刻のアナウンスをしていきます。

 

 

▽14:00

販売開始!

ここからは集中力を研ぎ澄ませて挑みます。

長机に売り子が入り、後方に売り子4~5人に対して補充役がひとりつきます*8。開演までが一番の頑張り時(終演後は購買力がガクンと落ちる)なので、とにかく回転数を上げるためにスピード勝負!!

売り子はお客さんからの注文を聞きグッズを机上へ積んでいきます。小物やパンフ、在庫の多いTシャツなどは売り子の周囲にあるので手が届きますが、バスタオルなどの大物や、在庫の少ないTシャツは補充役が管理しているので、それらの注文が入ったら補充役に「TシャツLLお願いします!!!」と吠えて*9渡してもらいます。売り切れのグッズが出れば「TシャツSサイズ売り切れでーーす!!!」と補充役が吠える。売り子はお客さんに対応をしつつ、電卓を叩きつつ、補充役の声を聴いて売り切れのグッズを頭に叩き込む。脳みそ超マルチタスクでフル回転!!基本は現金で支払なので、お釣り間違いをしないように、急ぎつつも計算や釣り銭確認はしっかりと行います。

金額計算は皆さんご存知の通り、基本的には電卓で行います。計算が狂うのを避けるため、「×」ボタンは使わず、すべて足し算で計算するように指導を受けました。

なので、今回のQUARTETTOグッズで、「タオル2つ、パンフ3冊、パーカー1つ、ペンラ2つ、オルゴール1つ、バンダナ3つ」を買うとすると、

  (タオル)2000+2000

+(パンフ)2200+2200+2200

+(パーカー)4500

+(ペンラ)1800+1800

+(オルゴール)2800

+(バンダナ)1000+1000+1000

=24,500円

 と凄まじい回数、電卓のボタンをはじくことになります。このバイト後半のころは休憩時間に練習もかねて電卓早打ちデスマッチとかやってたなー。 

そして最近はクレジットカードで支払ができる公演も増えてきたのですが、個人的には絶対その卓には入りたくない!!なかなかいうこと聞いてくれない決済機械とお客さんからの「早くしろよ」という無言の圧力との板挟みになるのよ…。

 

一方、補充役は補充役で大忙し。売り子の吠え声に応えつつ、少なくなっていく小物やTシャツ、おつりの小銭などをガンガン補充、空になった段ボールを解体。予想以上の売れ行きを見せたグッズがあれば在庫を取りに台車を押してトラックまで猛ダッシュ!それ以外にも売り子が対応しきれないお客さんからの無茶ぶりや問い合わせの対応をしたり*10、とこちらも常に段取りを考えながら動きます。

 

この時間が一番身体的に過酷。野外の売り場だと冬は寒いだけで済みますが、夏はとても過酷になる地方だったのでかなりの気力・体力を必要としました。新人さんやヘルプの派遣さんがバタバタ倒れていくので、結局慣れてるメンツが出ずっぱりで数時間売り続けることもしばしば…。

 

▽18:00

開演。

開演するとそんなにお客さんは来ないので、数卓の売り場のみ開けて、残りの皆で在庫をおおまかに検品し確認、補充を行います。

その後交代で夕食。お弁当とお茶が支給されるので、売り子用の控室がある場合は控室で食べます…が控え室をもらえるのはまれなので、大抵会場や売り場のすみっこで食べることが多かった気がする。このときホールだと音漏れが聞こえてくるので、それが密かな楽しみでありご褒美でした。(残念ながらMCはくぐもってしまって聞こえません。)ご飯後も時間があるので、売り子同士のんびりお喋りをしたり、可愛いグッズがあれば自分たち用に購入したり*11しながら過ごします。

 

▽20:00

終演直前。

社員さんからその日売れ行きがよかったグッズ、MCで宣伝されたグッズ、アーティストがアンコールで着る予定のTシャツの色や種類の伝達*12があります。気合を入れなおして、売り場にスタンバイ。

 

▽20:30

終演。

開演前と同じ要領でグッズ販売。開演前ほどの勢いは無いので売り子は割と落ち着いて販売ができますが、ここで段ボールを開けすぎると検品が大変になるし、在庫が少ないグッズを売り過ぎてしまうと翌公演に響くので、補充役はちょっとピリつきながらグッズを管理しています。

 

▽21:30

悪魔の終演後 二度検品のお時間です…もうここまでくると、みんな声ガラガラだし電池切れ。集中力が続かず何度か数え間違えては検品やりなおし。面倒になって「もうこっちの段ボールに混載しちゃえ…」と小物をTシャツ箱に突っ込んだりする(ここで前公演の売り子に「開演前悪口言ってごめん、混載したくなるよね…」と懺悔)。検品が終わったものから段ボールに封をし、封をしたガムテープに箱に入っているもの、個数を記載。めでたく全てが終わった!

 

▽22:15

…と思ったら荷積み。台車に段ボールを載せて、えっちらおっちらトラックまで運びます。たまに持っていく順番をミスって「Tシャツが先だろがぁ!」と怒られたりする。荷積みを終えたらゴミ拾いや長机や椅子の片付けでさらに残り少ないHPをさらに削られます。

 

▽22:30

〆。

社員さんからひとこと*13を頂いたあと、待望のお給料タイム!当日にお給料がもらえるのはほんっと有り難かった!!初めて現場に入った日は、この時に社員さんに連絡先を渡し、次のお仕事があるときに連絡を貰えるよう頼みます。顔なじみになってくると「来月の〇日来れる~?」とこの場でお仕事を貰ったり、売り子以外のバイトを紹介されることも。

 

〆たら解散!お疲れさまでしたー!地方のホールは辺鄙なとこにあったので、当然交通機関なぞもう走っていない。なので自力で帰るか車持ってる子に乗っけてもらうなどして帰ります。帰りに寄り道して食べるからあげクン、最高に美味かったなあ…(思い出)

 

 

一日の流れとしてはこんな感じです。公演の規模が大きくなればなるほど拘束時間は伸びるし、グッズの量も増えるのでお仕事は大変になります。東京ドーム公演の売り子さんとか本っ当に尊敬する!!トラック一台全部タオル!なんてザラなんだぜ…恐ろしい世界だ。

 

 

◎Q&A

ではここからはバイト時代よく聞かれたこと、頂いた質問について解説していきます。

 

Q:売り子バイトをしたいけどどうすればいいの?

A:紹介してくれる人を探すバイト雑誌から探す、派遣会社に登録して仕事が来るのを待ちましょう。

前述の通り、私は先輩からの紹介でした。このバイトを始めてみると、見渡せばメンツは学生だらけ。交友関係は狭く深く!な私が気づいてなかっただけで、同じ学部の人いっぱいいたよ…。なので学生さんはまず周りのバイト事情を探ってみることをお勧めします。

また、大きな会場での公演はいつものメンツでは人数が足りないので、バイト雑誌に求人を出したり*14、派遣会社からヘルプで入ってもらいます。基本このルートだとその現場一回ぽっきりが前提ですが、イベンターさん・チーフにこっそりお願いしておくと次回直接お仕事を貰えることもあります。

但しこれは私がいた地方での話。関東圏や他都市では、売り子は全員イベンターの契約社員さんが務めているという話も聞いたことがあるので、イベンターの求人を見てみるのも手かもしれません。

 

Q:男子も売り子はできる?

A:残念ながら男子の売り子は見たことないです。

というのも、男子は力仕事=セット組み・バラし・会場警備に回されるから。後述しますがぶっちゃけ男子の仕事の方がオイシい。

 

Q:バイトからそのままコンサート関連の仕事につく人はいる?

A:います。

現場に多く入っていたバイト仲間の一部は、大学卒業後もあの世界に身を置く(売り子に限らずイベンターや事務所に就職するなど)人もそこそこいました。その場合は契約社員として2年ごとに契約を更新していく、というスタイルが殆どだったと思います。かくいう私もイベンターさんに誘われたクチなのですが、仲良くしてた社員さん(age:42)の

 この仕事楽しいけど、婚期逃すわよ。」*15

 という鉛の様に重い一言で、普通のサラリーマンになることを決意しました←

 

 

Q:時給は?

A:普通です。

地方にしては良い方かなーと思うけど、都会からするとそんな良くはないです。交通費支給も無かったし。ただ単純に仕事が楽しかったから気にならなかったし、その日のうちに手渡しで頂けるのは常に遠征病な私は何より有り難かった!

 

Q:芸能人には会える?

A:基本、会えません。

売り子のパスではバックステージはおろか客席にすら入れないので、音漏れが聞こえればラッキー。あとは社員さんからツアーの裏話を聞けるくらい。たまーに売り子を労って挨拶に来てくださったり、自身でプロデュースしたグッズのこだわりを直接説明するために来てくれるアーティストさんもいますが、そういうのは1年に1回有るか無いかくらいです。逆にバラしの男子はバックステージにも入れるので遭遇率は高いし、会場警備はズバリ会場内にいるので音漏れなんてレベルでなく公演を聞ける!*16…羨ましかったなあ。

 

Q:なんで会計計算は電卓なの?レジを導入すれば早そうなのに…

A:電卓が一番身軽で早くて確実なんです。

電卓以外にもバーコード読み取りの機械やクレカ決済の機械を使うこともありますが、とにかく使い勝手が悪い!バーコードを読み込んでくれない、二重読み取りしちゃって最初からやり直し、表示画面が狭くて個数確認がしづらい、地方や半地下の会場だと電波が入らないなどの要因で回転率がぐんと下がったり、お金が合わなかったり。そしてそれらの機械はそもそも重い!かさばる!荷物になる!ただでさえグッズでトラックいっぱいなのに、決済機械まであったら邪魔で仕方がない!!…以上の理由から、売り子私物の電卓でバチバチ計算してしまう方が身軽で早くて確実なのです。使いやすい機械を導入すればいいじゃない、とも思うのですが(もしかしたらもう導入されてるかもしれないですが)、いまはチケット転売対策のシステムにお金を割かねばならない状況なので、物販会計の完全電子化が進むのはまだまだ先かと思われます。

 

※ここ数年、大きな事務所所属アーティストの現場ではタブレットなどが導入されはじめましたね!ライブハウス規模だと普及はまだまだっぽいですが、現場がどんどん便利になっていって欲しいな。

 

Q:メンバーによってグッズ準備量の差はあるの?

A:ありますが、たぶん皆さんが思っているほどでは無い…と思います。

私が入った現場での印象では、差はあれどそんなに爆発的な差は無かったと思います。じゃあなぜ売り切れが出るのか?というと…いくつか要因がありますが、

①グッズの準備数に差があった

②前会場で思わぬ売れ行きを見せ、在庫補充が間に合わず少ないまま販売開始、すぐ売り切れてしまう

③次会場に在庫を回すために売り切れ前に販売を打ち切る(※お客さんには「売り切れ」とアナウンスする)

①がいちばんに思い浮かびがちな要因ですが、実際は②③の方ばかり経験しました。地方ではリサーチに反して「なんでココでコレがこんなに売れるの?!」「なんで今日は〇君のうちわばっかり売れるの?!」っていう事態が多々生じます。マジで。それの帳尻合わせをよく③で行っていました。なので『売り切れ=在庫が少ない=そのメンバーは人気がない、と短絡的に結びつくものではない』と考えておいてください。

 

Q:困ったお客さんってどんな人?

A:ただの売り子の愚痴になりそうですがww

 

☆「私、Tシャツのサイズいくつですかね~?」

知るかよ。私に聞くなよ。

かなり多いんですよ、こういう人!!知らないよ!!無難にMサイズ勧めても「え~でも私着太りして見えるタイプだからぁ~」とかうるせぇな面倒くさい!だったら黙ってSを買え!!売り場入り口にはサンプルかけてあって当ててみることもできるし、売り子に言ってもらえれば売り場卓でもサンプル出せるのでご自分で決めてください…!(でもできれば並ぶ前に決めておいて貰えると助かります。回転命!なので…。)

 

☆「売り子ってファンの人がやってるんですよね!私も売り子やって〇〇君に会いたいんですけどどうやったら売り子になれますか!」

ファンじゃねえよ 売り子じゃ会えねぇよ ご注文をどうぞ!!

たぶんファミクラのお手伝いとごっちゃにしてるんだと思うのですが、ジャニコンでは定期的にお客さんからこの質問が出ていました。前述の通り売り子じゃ会えないし、そもそもファンなら普通に客として行くわ!わざわざ音漏れ(すら聞こえない現場もある)というお預け地獄に身を置かないわ!!

ちょっと話がズレますが、大きめの会場で数人ヘルプが入ったとき、そのうち2人が休憩中にダフ屋からチケットを買って会場に入ろうとしました。もちろんすぐとっ捕まって即クビ・出禁に。派遣会社や紹介してくれた人にも迷惑をかけるし、以後どの現場にもスタッフとしては入れなくなります。アーティストに会いたかったら、正規のルートでチケットを買ってお客さんとしてライブに行くのが一番正しく早い方法です。

 

☆「誰のグッズが一番売れてますか?教えて!」

言えません。

どのメンバーのグッズがよく売れたか、売れ筋の順位などを口外するのは厳禁!!社員さんからもキツーく言われます。過去Twitterでうちわの売れ順を公開してた残念な人がいたらしいですが、そんな奴は売り子の神様に呪われてハゲちまうぞ。

 

☆「買ったやつ、ここで袋に入れて。」

これはまぁ…100%ただの売り子の愚痴なんだけども。物販買われたことのある方はご存知だと思いますが、回転率重視のため、買ったグッズはそのままボンッとお客さんに手渡します。その場でショッピングバッグに入れてくれと言われて断ることはしないんですが、できれば売り場を離れてご自分で入れて頂きたい…いや、わかるよ!「込み合った会場でバラバラするグッズを両手に持って移動して、テーブルもないところで自分で詰めろなんて酷い!」っていう気持ちは充分わかってます!でも何度も書く通り回転重視で後ろのお客さんの「早くしろよ」の視線もあるし、うっかり一覧表に貼ってあるサンプルの小物がお客さんの荷物に紛れてしまったら、後の検品で大事になって帰るのどんどん遅くなるし…売り子の我儘で申し訳無いですが、なるべく列からはけた後、ご自分での袋詰めをお願いしたいです。 

 

 

Q:一番印象に残っている現場は?

A:aikoさんのライブ!あれは凄かった!

aikoさんのファン層って、勝手にほっこりおっとり系が多いと思ってたんですが、実際はアツくて体育会系!男性も多くて熱気にまずビックリΣ(゚Д゚)。そしてTシャツのサイズ展開が面倒臭い。種類も多いし、サイズ表記が「S・M・L・LL」ではなく、「ドチビ・チビ・デカ・ドデカ」みたいな呼び方で覚えにくい…でもお客さんは「Sひとつ!」って言ってくる。混乱。さらにガチャ。ガチャコンプのためにためらいもなく500円玉を突っ込む突っ込む!平均10枚は突っ込んでたよ!あんなに500円棒金をバキバキ開封し両替したのは後にも先にもあの日だけでした…

 

***

 

以上、売り子についてはこんな感じです。意外と普通で地味~な割りには体力勝負でキツいお仕事ですが楽しいですよ!ライブ前のワクワクしたお客さんの顔を見るのが大好きだったし、このお仕事でかなり判断力を養うことができました。そうそう、就活ではこのバイトの話をすると面接官の食いつきがすごく良くて、話をたくさん聞いて貰えた事もメリットだったかな。コンサートに関わるお仕事で売り子以外の細かい仕事もいくつか経験したので、それも需要あればまたまとめます。

 

とりあえず今回はここまで!春からのツアーではぜひ、彼女らを心のなかで労いつつ、楽しくたくさんお買い物をしていただけたらと思います。 

 

QUARTETTOツアー、ライブも物販も楽しもうね!読んでくださってありがとうございましたー!

 

 

 

*1:ニッセンのパーカーや今回のツアーパーカーなんてピッタリだね☆

*2:オールエリアパスではないので、会場内・バックステージには入れません

*3:事務所、イベンター、委託業者など公演により様々

*4:地方の場合。都会だともっと現場ふまないといけないと思う

*5:お客さんに「パンフレットの内容ってどんなのなんですか?」と質問されるのは恒例行事

*6:ここでボンヤリしてた同僚は、∞コンで「たっちょん?!」「ヒナ?!」「ナス???!!!」といちいち驚いたせいで、ファンからもチーフからも白い目で見られていました

*7:ひとりで1回数えればいい「一度検」もたまーにある。たまーーに。

*8:補充役は社員さんやチーフ、ベテランが付くことが多い

*9:補充役も忙しいので吠えないと振り向いてもらえない。

*10:お客さん対応しながら後ろ手でグッズ補充

*11:勿論在庫に余裕のあるものを、社員さんに確認してから買います

*12:アンコで着たTシャツ・グッズは終演後の売り上げ一位

*13:売れ行きが良ければ褒められるし、お金が合わなかったりすると勿論お叱りを受ける。

*14:「コンサート販売業務」という記載をされる

*15:決まったメンツで全国を旅する日々で出会いもなく、彼氏ができたとしても休みが合わない。

*16:モチロン警備のため客席側を向くのでステージは見てはいけないけれど

KAGUYAから紐解く、NEWS4人のキスの個性

 

 

というわけで、遅ればせながら、中古ですが"KAGUYA"の初回Aを手に入れましたー!!

f:id:maromayubanana:20160314142918j:plain

すばら・・・素晴らしすぎる。皆がなんとしてでも手に入れろと言ってた意味が判った。これは家宝にすべき…MVがもう…もう…(薄れる意識)

今回はそのMVメイキングでの、慶ちゃんの一言に触発されて書く記事です。

 

f:id:maromayubanana:20160314143605j:plain

 「これ(和傘)、女の子なんだって。それにキスするんだって。」

 

f:id:maromayubanana:20160314144623j:plain

2番 (のがさじとすとて)部分の振り付け。女の子に見立てた和傘にキスをするという、air:manさんにハムと米と洗剤セットを贈ってもまだまだ足りないくらいの素晴らしい振り付けなのですが、よーく見ると四者四様、キスの仕方に個性がうかがえます。

今日は、この数秒のをシーンを紐解く記事です。暇な方はお付き合いください!(・∀・) 

 

 1:小山慶一郎

※画像はそれぞれ左→右、左上→右上→左下→右下の順で見てね

f:id:maromayubanana:20160314142937j:plainf:id:maromayubanana:20160314142943j:plain

うーんジェントル!そしてセクシー!!まるで社交ダンスの様にスッと間合いを詰めてくるのでキスされる方もそれ相応の品が求められます。傘に添えられる指先まで揃っていて美しい。

注目すべきは最後。これ絶対耳元で

「あなたを 死ぬまで 愛したい」

って言ってるよね!絶対言ってるね!

"愛のエレジー"聴いた時は「重っ!そりゃフラれるわ!!」って思ったけど前言撤回。こんなジェントルなキスしてこんな台詞言ってくれるならむしろウェルカム。フる女の方がおかしいわ!

 

2:加藤シゲアキ

f:id:maromayubanana:20160314143007j:plainf:id:maromayubanana:20160314143013j:plain

あああああぁ好き!!やっぱり私はあなたに嫁ぎたい!!!*1

しっかりと頭を抱く手、ぐっと大きなストライドでの踏み込み、張る首筋、何もかもが 完 璧 !男前のビッグバン!

シゲ担のみんな、生きてますか?!

私はキャプ撮りするたび死にました!!

死因:加藤シゲアキ。良い人生だった…。

 

3:手越祐也

f:id:maromayubanana:20160314143017j:plainf:id:maromayubanana:20160314143020j:plain

はいはいはいはいふわっといく感じねなるほどなるほどOK~!

さすが手越プロ、女の子を優しく包み込むように柔らかに間合いを詰めます。若干下方から攻めることで恥じらう乙女の視界にカットインする手法ですね。

いやむしろ手越が乙女か?

テゴの名はなよ竹のKAGUYAパターンか?!

MVでも姫パワー炸裂してたもんね!その場合あまりの姫の美しさにたじろぐ殿に「そんな、怯えないでくださいませ…」って無垢に、しかし妖艶に迫るタイプだな?!

f:id:maromayubanana:20160314143024j:plain

ふり向いてくれ KAGUYA!(SAGA!SAGA!!)

 

4:増田貴久

f:id:maromayubanana:20160314142951j:plainf:id:maromayubanana:20160314142956j:plain

ん?あれ?目が合わないよ…?むしろキスしてなくない?

嘘でしょ…姫が必死に懇願しても焦らされるパターン?増田さん最近オスとドSが過ぎませんか?いやいやでもスーパーアイドル『タカヒサ・ミカド・マスダ』がそんな簡単にキスしてくれるわけないもんね!納得!一生お預けだ!むしろそれがご褒美!!ありがとうございます!!!

 

 

ぐうう…(息切れ)

この数秒だけでもかなりの破壊力を持つのに、他にもかなりの美と色気の爆弾を落としてくるKAGUYA鬼畜すぎかよ…NEWSありがとう。蜷川実花さんありがとう。そして何よりair:manさんありがとう!!一生ついていきます!!!

 

 

※まだ持っていない方は是非!

www.amazon.co.jp

 

 

 

*1:私は"友達になるなら手越、付き合うなら小山、嫁ぐなら加藤、抱かれるなら増田"というタイプです(前記事参照)

NEWS ”QUARTETTO” 4人が奏で・聴かせ・踊らせる!

お題「NEWS「QUARTETTO」レビュー」

 

QUARTETTOは私がNEWS沼に落ちて初めてのアルバム。

正直、ナメていた。今までのアルバムも曲とメンバーのキャラが立つものばかりで良曲が多いとは思っていたけど、「アイドルのアルバム」を抜けられるものではなかった。なので今回もそのくらいの覚悟で蓋を開けてみたら、とんでもない聴かせるダンスアルバムだった。これを読んでるキスマイ担の皆さん*1は「ハァ?」と思うかもしれないが本当なんだ。とりあえず聴いてほしい。これはダンスアルバムだ。

 

f:id:maromayubanana:20160310013925j:plain

初回・通常いっしょに買うと可愛いメモ帳もらえるよ!

 

1:Theme of "QUARTETTO"

いきなりのトランスである。

発売前のWSで披露されたMVで完全に「MV=Theme of "QUARTETTO"」だと思い込んでいた。やられた!差し込まれる各曲のサンプリング*2から「なんか凄いことが起こるぞ…!!」という予感に揺さぶられる。

 

2:QUARTETTO

先に言っとく。このアルバムのコーラスワーク凄いよ!!

出だしの4ラインはもちろん、デュオ、ソロと入り乱れ組み変わりながら進んでいくボーカルライン。ボーカルグループ*3のコーラスパートはファースト・セカンド・サード・ベースで組まれますが、ある程度役割分担が固定されているのが普通です。ファーストはファーストをずっと歌い続けるし、音の取りづらいサードラインから他のラインに移るなんて至難の業。それをサクっと各パートを入れ変わりながらやってのけてるんですよ、NEWSくんは!ゴスペラーズですらその大変さをネタと売りにしてるのに!サクっとやってのけたよこの子たちは!!

っていうのをガーン!とぶつけてくるのが2曲目QUARTETTO。まだ2曲目なのに動悸が凄い。

 

3:ANTHEM

CWCテーマソングとしてお茶の間に沢山流してもらえた曲。流行のEDMの流れを汲みつつもEDMに振り切らずJ-POPとして成立させるバランス感、ド頭の男臭く力強いユニゾンで歌われる"Oh~"が開けブレイクしたAメロでの開放感が素晴らしい!そして一回歌ってもらえばわかると思うのですがBメロの主メロディがかなり主張する&動きのあるラインなので上ハモの音がめっちゃ取りづらい!そんな難しい曲を音響の悪いスタジアムで生歌で歌ってたなんてこの子たちはもう…なんてことを…

 

4:シリウス

長い間お預けをくらっていたシリウス。新規としてはピンと来てなかったのですが、今なら言える。なぜこれをシングルカットしなかった!!!4曲目なのにもう凄いクライマックス感!!4曲目でこれならこのあとどうなっちゃうの!!!

この曲のエモさについてはもう言う事ないです聴いてください…私の語彙力じゃちょっと書く勇気がでませんんんん…

 

5:Touch

…とシリウスに心をガクガクにされたあと、まっすーの優しい歌いだしでふわりと包まれるTouch。弱った心にそっとTouch。そんなことされたらすぐ好きになっちゃうよね。しかも公式に「さわって。」って迫ってくるCMバンバン打ち出すし都会のど真ん中で「さわって。」なんて素肌にパーカーでたたずんでたりするからズルいよねもう!!(怒)曲調も浮遊感続くコード進行&メロディラインなのでアルバム始まってもう何回目なんだよっていうトランスモードに突入です。休憩かと思ったら余計動悸を酷くさせられる曲です。ひどい。

 

6:NEWSKOOL

オールディーズなドHIP-HOPにのせた自己紹介ソング。

NEWSは*4はラップやHIP-HOPそんなに得意じゃない印象を持ってましたが、そんなことなかった…フロウもグルーヴも本格的だった…コーラスワークもできる、HIP-HOPもいけるなんてやれないことねぇのか!やれない事ねぇのかよ!!*5

流石の滑舌とリズム感の慶ちゃん、力強く入ってきたかと思ったら優しく「こっちおいで」なんて言っちゃってそんな事言われたらみんなついていっちゃうでしょ!ハーメルンの笛吹状態になるでしょ!軽率な発言は控えなさい!なまっすー、低さとハスキーさを存分に活かして最高のご褒美状態のシゲアキ、クラクラしてきたとこに清涼剤のように差し込まれるメロディに癒される…と思ったらやっぱり殺しに来たよ手越さーん!

C&Rも絶対楽しいね。楽しいね。うん楽しい…想像するだけでもう楽しい…。

 

7:四銃士

わーもうラスボス出た~!!!( ゚Д゚;)ヒィィィ

もっと後ろのほうで来ると思ったらこんな位置に放り込みおったよくわばらくわばら。

残念なことにクラシックには明るくないので音楽的に語ることはほぼ無くて申し訳ないけれど、各メンバーの歌唱力に絶対的な信頼を置いているんだな、という歌割りが見てとれて初聴きのときは感動したものです。またフレーズの最後がいちいち長くのばさなきゃいけないメロディラインなので、相当な肺活量とスキルがないとカラオケ感が増してしまうのですが、安っぽくならずオーケストラと同等に渡り合えてるあたりは流石だなと思いました。

 

ちょっと脱線でどうでもいい話をしますが、手越くんはよく「歌の癖が強い」と言われます。癖の強さを印象づける大きな要素はビブラートだと思うのですが、ビブラートってほんと体質というか、意識せずとも勝手にビブラートがかかってしまうタイプの人っているらしいんですよね。*6NEWSでいえば勝手にビブタイプ*7が手越、残りの3人がノービブタイプ*8という印象です。

 

8:Wonder

We are Fantastic 4!!

これはパフォーマンスがとても楽しみな曲!ゴリゴリに踊ってくれるよね絶対!!NEWSくんのちょっと厨二的なダンスナンバーは大好物です!NEWSなのにダンスナンバーなのに抱いてないんだ?!ってちょっと驚いたのは秘密です!!

 

9:ライフ

亀田誠二が編曲手掛けるドJ-POP!

コード進行にリズムの取り方や印象的なブレイク、随所に差し込まれる3度ハモなど、日本人が大好きな仕掛けがこれでもか!と詰め込んである王道ソング。ちょっと切ない歌詞といい、サビの「願いは未だあの日のまま」のメロディのとこやギターソロのとこなんて「ほらほらオマエらこういうの好きだろ?」っていう製作人のドヤ顔が透けて見えてきます。ここまでコテコテにしてもスッと聞けてしまうのは、やはり楽曲そのものの良さ、亀田先生のさじ加減のうまさとNEWSの培ってきた物語と歌唱スキルのなせる業だと思います。

 

10:チュムチュム

せっかくライフで感動してたのに!もう!!www

でも草はえるのも一瞬。あっというまに広がるインド。ガンジスの濁流にのまれている自分に気づきます。ガンジス川というかなりの人口密度から君を見つけ出すあたり、さすがNEWSくんとしか言いようがありません。

今日も爆音で流れてた。おじいちゃんも濁流に呑まれてしまったんや…

 

11:Departure

一瞬でチュムチュムのカレー臭を無かったことにしやがった…なんというミンティアソング!!インドでナンパしたあとに爽やかな応援ソング歌う上に説得力あるNEWSってすごいな。

この曲の大サビ前の「夢の彼方へ」あたりのメロディ、ラルクなどの白V系好きだった人にはたまらない展開なんじゃないでしょうか。曲作った人の音楽的背景がとっても気になる一曲でもあります。

 

12:ヒカリノシズク

勝負のアルバムでこの曲をトリに持ってくるなんて泣ける…

今回味濃い目のシングルが多いなかで、一番アルバムに入れにくいのがこのヒカリノシズクだと思ってたのですが、そんな心配いらなかった。この楽曲が持つ強さはアルバムに入って本領を発揮した。12曲目まで聴いて、夜明けがやってくる。シズクどこじゃないまぶしい光が待っていました。

 

 

13:LIS'N(増田貴久ソロ)

友達になるなら手越、付き合うなら小山、嫁ぐなら加藤、抱かれるなら増田だとこっそり思っていたのですが、これを聴いて声を大にして「抱かれるなら増田!」って言っていこうと思いました。変ラボで増田の雄を目撃したあとに耳元でこれ歌うなんて卑怯だよー!「狙いは君の耳/心だけ」なんてあーもー抱いて!!

今回もゴリゴリEDMで来るかと思ったんですがプログレ感出してきました。もう増田100%☆といわんばかりに増田貴久の声が持ちうる全てをぶつけてきちゃったよ。これにダンス付いた日には私はどうなってしまうんだろう…

 

14:愛のエレジー(小山慶一郎ソロ)

慶ちゃんがまたフラれてる(´・ω・`)

ロメオからの歌謡曲路線、今回は歌詞にセリフにギターワークでさらに歌謡曲感を出してきました。きっと今回もしなやかに踊って小山慶一郎のヒロインパワーを振りまいて庇護欲をそそるんだろうな…おひねりいくら用意すればいいかな…

 

15:星の王子さま加藤シゲアキ ソロ)

この人はもう…やれないこと無いのか…やれない事ねぇのかよ…(号泣)

私、加藤シゲアキ大好きなんですけど(今更)、その大好きな加藤シゲアキがこんな良曲作詞作曲してるっていう事をまだ受け止めきれません。その上ボーカルとラップとポエトリーリディングを行き来するという私のドストライクなところを攻められたらもう死ぬしかないよね。未だに上の空で聴いてます。正直しっかり歌詞まで辿り着けてない。感動と感謝と好きがあふれてしょうがないので、この曲の真意に辿り着けるのはまだ先になりそうです。そんぐらい、いい曲。

 

16:Encore(手越祐也 ソロ)

テゴがまたフラれてる(´・ω・`)

慶ちゃんといいテゴといいいつ幸せになるの(´・ω・`)

切ない曲を歌わせたら天下一品の手越さんがこんな曲歌ったらこっちまで悲しくなっちゃうじゃんよ(´・ω・`)切なくさせてアルバムもう一周させる魂胆だなあざといやつめ(´・ω・`)そんなテゴが好きだよ(´・ω・`)

…と感傷に浸らせたくせに、聞いた15分後に始まったKちゃんNEWSにゲストでテゴを呼ぶなんて本当にヒドい。私の感傷返せよ(´・ω・`)

 

とまぁ、心をゆさぶり続ける16曲でした。

驚いたのは思った以上に「踊れる曲」がたくさん入ったダンスアルバムに仕上がってるなというところ。もちろんゴリゴリEDMではないしいろんなジャンルの曲が揃ってるんだけど、これは間違いなくダンスアルバムとりあえず4つ打ちうってドンツクいわしときゃEDM!みたいな短絡的な曲ではなく、アルバムすべて作り込んだ楽曲揃い。踊らないでいられるか!田舎者のくせにライブでのノリがパリピそのものと評される私が言うんだから間違いないって‼!(←?)ライブでうちわとペンラ持って大人しくしてられる自信ないなーどうしよう…ねえNEWSくんクラブイベントやらない?本人来ると約一名ハメをはずす人がいるから、曲だけDJにまわしてもらうイベントでいいから!!w

 

そんでもって「踊れる」ということは何も心配せずに聴いていられるほどの表現力歌唱力を持っているという証拠。あらためてNEWSとしての歌唱力、コーラスワークの強みを実感した一枚でした。もっともっといろんな人に聴いてほしい!なんでMステ出ないの‼

 

 

…以上、とりあえず2日聴いた感想です!聞きこんだらもっともっといろんな発見がありそう。QUARTETTOを聴いて戦略的にいろいろ思うこともでてきたんですけど、長くなったのでまた明日にでも書きます!

 

www.amazon.co.jp

www.amazon.co.jp

www.amazon.co.jp

*1:某記事の影響で当ブログはキスマイ担の読者の方が多い。

*2:シゲテゴのチュムチュムからこれはアルバムの各曲サンプリングなのかと気づいた

*3:ラッツやゴスペラーズ、リトグリなどのグループを指します

*4:特に小山さん…内容の無い手紙は毎回ちょっと不安になる

*5:今ならアルコ平子さんと仲良くなれる

*6:かくいう私はビブラートを相当頑張らないとかけられないノービブタイプの人間なんで勝手にかかっちゃう感覚がよく分かんないんですけども。

*7:ビブラートをコントロールすることに重きをおくタイプ

*8:テクニックでビブラートを出すタイプ

アイコン変えました

 

 

f:id:maromayubanana:20160302155442j:plain

 

 

怖い。

 

 

娘のお気に入りのおもちゃ(ボール)なのですが、夜中に目が合うと ヒィ‼Σ(゚Д゚;)ってなります。

 

とりあえずで変えたので、他にいい素材あったらまた変えると思います(・∀・)

【比べてみよう】NEWS / Perfume チケット申し込み方法

一昨日からPerfumeツアーのチケットエントリーが始まったので早速申込み。

 

 

ほんとね…改めてジャニコン申込みのアナログさを痛烈に感じたよ…

なので直近のNEWS・Perfumeのチケ取りについてちょっと比べてみたいと思います。

 

※注

  • 今回は「NEWS LIVE TOUR2016 QUARTETTO」、「Perfume 6th Tour 2016 COSMIC EXPLORER」について比較します
  • 双方ともにファンクラブ先行申込みの比較です
  • Perfume 6th Tour 2016 COSMIC EXPLORER」千葉公演におけるアリーナ・スタンディングブロックチケットについてはややこしくなるので言及しません

 

①ツアータイトル

◆NEWS   :「NEWS LIVE TOUR2016 QUARTETTO」

Perfume:「Perfume 6th Tour 2016 COSMIC EXPLORER」

今回はどちらもアルバムをひっさげたツアーなのでそのまんまなタイトルですが、NEWSのオシャレ感、Perfumeの厨二的ワクワク感、どちらも素敵ー!すきー!!

 

②チケット料金・枚数制限

◆NEWS 

  • チケット 7,800円 + 申込手数料 700円  
  • 年齢制限なし
  • 1公演4枚まで
  • 1名義で全公演申し込み可

Perfume

  • チケット 7,500円 + 決済手数料 216円 + 配送手数料617円
  • 3歳以下入場不可
  • 1公演4枚まで
  • 1名義で全公演申し込み可*1

料金的にはどっこいどっこいですが、後述の手続きのことを考えるとPerfumeの方が断然コスパが良い。

 

③申込み・決済方法

◆NEWS

Perfume

  • チケットぴあシステム利用のファンクラブ特設HPより申し込み。
  • 決済方法はクレジットカード*2、イーコンテクスト、セブンイレブン店頭決済、支払は当選後

公演ごとに用紙を書いて事前振込が必要、落選の場合は払い戻しが必要なジャニーズに対し、PerfumeはHPから数クリックで申し込めるし決済も当選後。しかもクレカ支払なら即日決済なので、入金忘れた!なんてこともない安心設計。

 

④ツアー詳細発表~申込み締切・当落発表

 ◆NEWS

  • ツアー開催発表=2016年1月11日
  • チケット申込期間=2016年1月11日~2月2日(23日間)*3
  • 当落確認:未定(電話確認)

Perfume

  • ツアー開催発表=2015年12月25日(但し日程・開催地は発表せず)
  • チケット申込スケジュール発表=2016年2月6日
  • ツアー日程・開催地発表=2015年2月14日
  • チケット申込期間=2016年2月16日~2月22日(7日間)
  • 当落確認:2016年2月27日~3月1日(HPで確認、当落メール配信有)

 

⑤ファンクラブ駆け込み入会に対する救済措置

◆NEWS

  • 有り。入会手続きが完了した順に「案内が到着してから3営業日以内に入金せよ」との指示。但し明確な日時指定はされていない。つい一週間前にもこの案内が届いていた人がいるらしいので救済期間は本締切から2週間ほど??

Perfume

  • 無し。申込み可能なのは2月9日までに入会手続き及び入金が済んでいる人のみ。ただツアー開催発表から申し込みまで約2か月の期間があるため、救済措置が無くても特に問題無いといえる。

 

⑥転売対策(オークション監視は除く)

◆NEWS

  • 無し。

Perfume

  • 有り、当日座席発券システムを採用。
  • 公演2週間前に送られて来るのは「座席指定券引換券」のため、入場するまで座席番号は不明*4。昨年の日本武道館広島グリーンアリーナで開催された「LIVE 3:5:6:9」では当日座席発券システムに加え、顔写真入り身分証明書による本人確認もあった(チケット購入をした代表者のみ、同伴者は不要)のですが、前回は6公演のみだったのに比べ公演数が今回は増えるため、身分証明書による本人確認は無くなった模様。
  • チケットマッチングシステム(会員同士で定価譲渡を仲介する公式システム)は、スケジュールおよびシステムの都合上、導入は無し。

 

 ⑦まとめ

ジャニーズも電子化しようぜ。

Perfumeも会員数それなりに多いけど最初っからネット申し込みだよ!むしろ会員数多いからこそ電子化したほうが楽だと思うの!申込みもカチカチカチッで終わるし!当落確認だって何度も電話かけずに済むし!今回はNEWSに転売対策は無いけど、今後やっていくのであれば絶対システム化したほうがやりやすいはず。あと先日も書いたけど、前金制*5にするなら当落確認日程を事前に設定、公表するべき。救済措置があるのはありがたいけれど、それでズルズル当落発表が遅れるのであれば、Perfumeのように段階を踏んで情報公開を早めにやっていけば救済期間を設定しなくても済む。

そしてPerfume(というかアミューズ)は今後、当日座席発券システムがスタンダードになっていくんでしょうね。顔認証ほどダフ屋一掃効果はないものの程よい手段だと思います。「同行者もFC会員のみ」という嵐のガチガチな顔認証だと「ちょっと行ってみたいな~」というライト層の取り込みが難しくなりそう。ライブで稼がなきゃいけないこのご時世だとちょっと機会損失が大きい気がする…。あとはチケットマッチングシステムもスタンダードにしてほしいところ。

 

あ、ちょっと話がそれるけど、アミューズ所属アーティストの良いところもうひとつ。ツアー開始と同時にグッズがネット通販で買えること!!!なので販売開始と同時に申し込めば、公演によっては現地でグッズ列に並ばなくて済むのだ。家からツアーTシャツ着てライブに出かけるということもできるのだ!!人件費削減にもなるよ!お願いジャニーズさんも見習って!!!!

*1:Perfumeはツアーによっては4公演2枚まで、などの厳しいシーズンも有る

*2:当選と同時に即日決済

*3:※駆け込み入会については口述

*4:座席自体は事前抽選で決まっている

*5:ジャニーズというちょっと特殊なファン層及び転売屋対策の一環だったのだとは思うけど、もはや機能していない